(Record Korea 2025/01/19)
2025年1月15日、韓国メディア・韓国経済によると、韓国のダイソーが実店舗やアプリ内に日本製品コーナーを設けたところ好調だという。キッチン用品、掃除用品、収納用品、文具類など、さまざまな商品が並び、あまりの人気に一部、品薄となっている商品も見られる。

ダイソーは今月7日から自社アプリで「日本製品コレクション」を公開。実店舗でも日本製品を一角に集めて販売している。韓国では「ノージャパン」の空気が収まり、日本からの輸入品の需要は高まっている。ダイソー関係者は「自社アプリ内の人気検索ワードによく『日本製』が入ることから企画した。消費者の需要に対応した」「実店舗の日本製品コーナーは昨年下半期から展開している」と話している。

韓国のダイソーを運営する「亜成(アソン)大創」は、亜成HMPと日本の大創産業の合弁会社だった。19年にノージャパン運動が起きると、営業利益が18年の1251億ウォンから767億ウォンまで落ち込むなどのあおりを受けた。ダイソーは「日本企業にロイヤルティを払ったことはなく、経営介入や人的交流もない」と釈明。13年12月には、大創産業の全保有株を全て取得して日本と決別し、「ダイソーは日本企業論争」に終止符を打った

この記事に、韓国のネットユーザーからは
「日本人はものづくりに長けている」
「粗悪品の中国製品よりはるかに優秀だ」
「日本製のピーラーを一度使えば分かる。なぜみんな日本製品が好きなのか、高くても安いと思えるのか」
「ちょっとした生活用品も実用的でデザインはかわいくて使いたくなる。主婦にしてみれば、いい物はいいんだから仕方ない。ノージャパンなんて意味がない」
「日本は小さな道具ひとつだって適当に作ったりしない。使ってみれば良さが分かる」
などの声が寄せられている。

その他、
「値段が同じなら国産品を買うべきだと思う」
「国産品もコーナーを設けて売ってほしい。中国製は買いたくない」
といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)