立場狭くなった日本国内親韓派
(毎日経済 韓国語 2006/04/30)

記者は90年代に、ソウルで4年間特派員生活をしていたある親韓派の報道人と、数日前に夕食を共にした。

彼は席に座った途端、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の独島談話に寂しさを感じる」 と本音を打ち明けた。続けて「これまで私は、 小泉総理の靖国神社参拜を馬鹿げた行動だと機会がある度に批判していたが、 外交問題を感情的に接する韓国の政治家の態度も賢明ではない」と語った。

彼は、「本来は政治や外交が問題を解決して調整するべきだ。それなのに現在の日本と韓国を見た場合、 文化や経済の分野は未来に向かって行っているのに、特に政治だけが過去を振り返り、両国関係の発展を台無しにしている」と分析した。 「独島は韓国の領土で、独島周辺を探査すると出てきた日本が間違っている」と反論すると、「今回の談話は逆に日本の右翼勢力に力を与えた」と突拍子もない話を取り出した。

彼は、「このごろ集会などに参加すれば、 盧大統領の談話の内容に対して右翼的な声に同調する日本人が増えた」と語った。 韓国側が感情的に対応すれば、特に関心の無かった日本の人々でさえも、 独島を奪回しなければならないと言う主張に同調する雰囲気だと説明した。これによって日本での親韓派の立場がますます狭くなっていると言う。

比較的に、親しい論調を維持して来た朝日新聞もよく似た反応である。 朝日は4月26日付けの『一本気原則主義の危険(原題:盧大統領 原則一本やりの危うさ)』と言うタイトルの社説で、 「盧大統領が自分の原則を、学者のような主張ばかりしては解決糸口を捜す事は出来ない」と忠告した。

独島は我々の領土なのは当然の話だ。だが外交的にどのように扱えば、 我々に最大の利益をもたらすかを考えて見る事が必要だ。 言いたい事を感情的に吐き出せば内心は爽やかで国民はカタルシスを感じるかもしれない。 だがその結果はそっくりそのまま韓国の国民へと帰って来る。

現在日本と中国が対立していて、 地理的に中間に位置した私達は実利を上げられる絶好のチャンスだ。 この状況を全く活用する事が出来ない現実が切ないだけである。(翻訳 2ch ちょーはにはにちゃんwφ★氏)


本当の親韓派は、産経の黒田氏のように韓国の問題点を指摘し、 軌道修正を促してくれる人だと気付かないんでしょうね。

それにしても“法則”は怖いですね。




「反日」を拒絶できる日本「反日」を拒絶できる日本
渡部 昇一

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