(ニューデイリー 韓国語 2017/01/31)

日本「入漁はえ縄漁船35%に減らすべき」…韓国「2019年に40隻に縮小の合意守るべき」
交渉のテーブル対面2年前の半分水準…第6回協議の日程も未定
業界、日本の『水鬼神』作戦懸念…主な操業時期逃した腹いせと解釈

韓日漁業交渉が昨年決裂した後、8か月間、足踏みを強いられている。両国は争点である韓国はえ縄漁船の入漁規模の縮小について意見の相違を狭めることができなかったと伝えられた。

さらに悪いことに両国関係が冷却しながら、交渉のテーブル対面さえ容易ではない状況だ。交渉が約束なしに漂流する可能性まで予想されている。

31日、海洋水産部(省に相当)と水産業界によれば、去る23日から2日間、ソウルで2016年漁期韓日漁業交渉 第5回 小委員会(第17回 日韓漁業共同委員会 第5回 小委員会)が非公式に開かれた

両国は今回の交渉でも既存の立場を固守し、これといった進展を見せていないことが分かった。

争点は韓国はえ縄漁船の入漁規模の縮小だ。

日本側は、自国の排他的経済水域(EEZ)で操業する韓国はえ縄漁船の隻数を現在の206隻から35%水準である73隻に制限するという態度を固守している。水産資源量の減少と韓国漁船の日本水域内での操業違反を理由に挙げている。

韓国側は、昨年1月に開かれた第16回韓日漁業共同委員会(第16回 日韓漁業共同委員会)で、2019年までに韓国はえ縄漁船を計40隻削減することで合意しておいて、今になって日本側が無理強いをしているという態度だ

これに対し、日本側は当時の合意は韓国はえ縄漁船の操業違反がないという条件だったとし、明文化されていない部分にケチをつけていると伝えられた

双方の見解の違いが依然としてある中、来月には交渉が決裂して8か月目に入り込む。直ちに交渉が妥結しても2016年漁期(当該7月~翌年6月)の残りの漁期は4か月余りに過ぎない

交渉が決裂した2014年漁期の時は、最近3年間の平均漁獲量を基準に、残りの漁期の漁獲割当量を決めた。これに照らしてみると、韓国の全体入漁規模のうち割当量と漁獲量が最も多いまき網漁業(サバなど)は、直ちに交渉が妥結しても打撃が避けられないものと見られる。

問題は、両国の政治・外交状況がままならず、交渉のテーブルに座ることさえ容易ではないという点だ

両国は、2014年漁期の時には12月までに9回以上会った。反面、今漁期には今月末までに5回会っただけだ。

日本で開かれることになる第6回小委員会は、まだ日程も決めることができなかった。海水部関係者は「外交経路を通じて日程を調整する」と明らかにした。

これに業界では、両国の交渉が膠着状態に陥って、次の日程さえ決められないのではないかという意見が支配的だ。海水部関係者は「次回の日程は今回の委員会で普通決めるが、外交経路を通じて決めることも通常の方法」と拡大解釈を警戒した。

しかし、業界情報通によれば、今回、双方の交渉の雰囲気が良くないため次回の日程を協議しなかったいう

さらに悪いことに両国関係は釜山の日本総領事館前の慰安婦少女像設置と関連して葛藤が拡散する雰囲気だ。日本政府は去る9日、長嶺安政駐韓大使と森本康敬釜山総領事を一時帰国させた後、韓国への帰任措置をしていない。

両国の雰囲気は日本政府の妄言まで出てきてさらに険悪になった。岸田文雄日本外相は去る17日に記者たちと会い、韓国の独島少女像設置推進に関して「竹島(日本が主張する独島の名称)は日本固有の領土」と妄言をした。

ついに業界の一角では日本側の交渉姿勢に疑問を提起している。一言で言えば合意の意思がないように見えるというのである

日本漁船の主な操業時期がすでに過ぎただけに、合意時期を遅らせて韓国漁船もそれに相応する被害を受けなければならないという『水鬼神』の意地の悪い根性で出ているという意見が少なくない
※水鬼神:または水鬼。溺死者の亡霊こと。他人を引きずり込んだり、溺れさせて溺死させようとすることから、「自分が窮地に陥ったときに他人まで引き込もうとする人」の意。

これに海水部関係者は「外交状況とは関係なく、漁業交渉が中断されていない」と意味を付与した。(機械翻訳 若干修正)


(釜山日報 韓国語 2017/01/27 修正01/31)

昨年6月に不発した後、8か月目に続いてきた韓日漁業交渉が再び決裂した。2016年漁期協定のための第5回交渉だが、とりわけ漁民は今回の交渉を“マジノ線”と考えてきたので交渉決裂による反発が強まっている。

26日、海洋水産部(省に相当)などによれば、海洋水産部と日本政府は去る23~24日の2日間、ソウルで2016年漁期韓日漁業協定 第5回 小委員会(第17回 日韓漁業共同委員会 第5回 小委員会)を行ったが、結論を出すことができなかった。

昨年6月、海水部と日本水産庁は前年度の協定期限が完了することにより、次期漁期である2016年漁期(当該7月~翌年6月)の交渉を進めた。だが、タチウオはえ縄漁獲割当量と入漁隻数に対する意見の相違が狭まれず交渉が決裂した。日本は韓国政府の要求量の3分の1水準を固守したと伝えられた。これに、昨年末までに計4回の交渉を行ったが結論を出せず、年を越して去る23~24日に第5回会議を開いたが、これも不発になったのである。

これにより、ソル(旧暦正月 今年は1月28日)前の交渉妥結を期待してきた漁民は堪えてきた不満を表出しているソル後にはタチウオとサバ、イカの漁場が日本の排他的経済水域(EEZ)に移るので、少なくともソル前に交渉が終わることを期待してきたためだ。はえ縄漁業をするある漁民は26日、国立水産物品質管理院釜山支院で開かれた海水部の韓日漁業協定説明会で「2014年の交渉長期化で漁民が相当な産みの苦しみを味わったが、いつまでこのように毎年ずるずる引きずられて行く交渉をしなければならないのか」と問い質した。

釜山のはえ縄漁業は、交渉決裂によってタチウオなどの操業が再び不可能になると、今後1か月間、初めから船をつないでおくことにした。サバを獲る大型まき網も“最後の希望”と待ち望んだ第5回交渉が決裂して大きく反発している。(機械翻訳 若干修正)

2017年01月11日
2016年12月07日