(ニュース1 韓国語 2014/02/03)

韓国で失踪した後、日本近海で漂流死体で発見された日本内閣府所属公務員S氏(30)は先月、韓国で開かれた『2014アジア-パシフィック・ソーシャル・サイエンス ・カンファレンス』(APSSC)に参加するために訪韓したことが確認された

また、日本政府は、まだ韓国警察に共助捜査を要請していないことが明らかになった。

3日、内閣府関係者などによれば、S氏は先月8~11日に開かれた国際学術行事に参加するためにソウルを訪問した。

このカンファレンスが開かれたソウル市江南区の某ホテル側は、S氏がホテルに宿泊したのかどうかについては明らかにしなかった。

S氏がカンファレンス最終日に進行される韓国体験プログラムについて旅行会社を通じてあらかじめ具体的な内容を問い合わせしていた事実も追加で確認された。

カンファレンスの韓国体験プログラムを担当した旅行会社関係者などによれば、S氏が韓国訪問に先だつ昨年12月頃、韓国体験プログラムに入っている大学訪問で大学の博物館を訪問して韓国の近代経済・歴史などに関する資料を収集する機会があるのかを問い合わせしてきたことが明らかになった。

このプログラムを問い合わせした理由は、自分の雇用主に出張の許可を受け、出張費の支援を受けるための目的だと明らかにしたことが分かった。

ある学界関係者は、この学術会議について「社会科学全分野の研究結果を発表する学術行事で、アジア各地で毎年開かれる世界規模の行事だが、関連する主題を扱う似たような水準の国際カンファレンスは多く、S氏が必ずこの学術行事のためにきたのかは疑問だ」と話した

また、あらかじめプログラムなどを問い合わせしただけで、実際に学会に参加したのかどうかは確認されていない。

学会で歓迎のあいさつと基調演説を担当したソ・ヨンウォン中央大学教授は「発表者の名前にはS氏の名はなかった」として「学校に用があって先に帰ってきたので参席者のうちに日本からきた方もいたのかは分かり難い」と話した。

学会主催者がある台湾本部に通話を試みたが連絡がつかなかった。

この日、フジテレビによれば、S氏は福岡県北九州市近海で死体で発見される2週間前である先月6日頃、ソウル市内某所で直接ゴムボートを注文したと発表された。

フジテレビは、S氏が韓国に入国した後の先月6日頃、ソウル市内で直接ボートを購入して配送地を釜山のあるホテルで要請したと報道した。

翌日には釜山に現れて直接ボートエンジンなどの関連部品を購入しながらマスクと帽子をかぶったまま、英語を使用し、自分を香港出身だと紹介したと伝えられた。

S氏は内閣府傘下のシンクタンクである経済社会総合研究所所属で、現在、アメリカ,ミネソタ大学院に留学中であり、1月初め韓国に入国した後、行方不明になり、先月20日に北九州近海でゴムボートに乗った死体で発見された。

経済社会総合研究所側はS氏の失踪と関連する言及を敬遠したし、日本内閣府側も「S氏が泊まったホテルなどについて調査中なので答えるのは難しい」と話した。

この公務員は韓国に入国した後、出国したり日本に帰国した記録はないことが分かっている状態だ。

S氏の荷物は彼が泊まった江南ホテルではなく、ソウル市内の別のホテルに他人名義で預けられた形で発見されたし、荷物の中から本人名義のクレジットカードと財布などがそのまま発見された

日本政府は、韓国警察などにこの事件に関する公式の捜査要請をまだしていないが、公式の捜査要請の可能性も開いておいた状態だ。

駐韓日本大使館領事部関係者は「これまで捜査を要請していないと知っているが、今後要請するかは未知数」として「本国政府で判断する問題」と話した。(機械翻訳 若干修正)


(ニュース1 韓国語 2014/02/03)

死亡背景により韓-日外交問題に飛び火の可能性に注視

日本内閣府所属の公務員(30)が韓国で失踪した後、福岡県北九州市近海で変死体で発見され、韓国警察は日本警察の調査を見守って事件を注視している。

もし、国際会議出席のために訪韓したというこの公務員が、韓国で政治的な目的で韓国人や特定団体によって殺害されたり、死亡したことに間接的にでも影響を及ぼしていた場合、外交問題にまで飛び火することになり得るためだ。

3日、警察庁外事局によれば、さしあたり韓国警察はこの事件に関して日本警察や政府からまだ国際共助捜査要請が公式に受付されておらず、正式な捜査や調査に着手できない状態だ

変死者が韓国人ではなく、死体発見場所も韓国ではなく日本であることが主な理由だ。

この公務員の個人情報さえもまだ韓国警察では把握されていない

ただし、日本政府から駐韓日本大使館を経て我が国の外交部を通じたり、国際刑事警察機構(インターポール)のチャネルを通じて直接国際共助捜査要請が入ってきたら、韓国警察は日本側から渡られた事件情報にもとに死亡した公務員の死亡背景を捜査することができる。

北九州の第7管区海上保安本部によれば、この公務員は2010年4月に日本内閣府傘下のシンクタンクである経済社会総合研究所に採用されたことが確認された。

以後、先月韓国で開かれた経済関連会議に参加するとし、日本政府の承認を受けてアメリカからソウルに入国したが連絡が途絶えた。

また、昨年7月からは2年の期限でアメリカ,ミネソタ大学で留学生活をして訪韓したことが把握された。

日本政府の報道官である菅義偉官房長官は3日、この公務員が内閣府所属の職員であり、先月7日から12日まで韓国行を申請し承認されたことが確認されただけで、正確にいつ、どの経路を通じて訪韓したのかなど詳しい内容は明らかにしなかった

先立って日本海上保安本部は、漂流しているゴムボートの中に人が倒れているという通報を受けて救助に出たが、悪天候のため失敗した後、二日後である先月20日に北九州近海の防波堤に打ち上げられた転覆したゴムボート付近でこの公務員の死体を収容した。

この公務員は発見当時、黒いジャンパー姿で韓国のお金の一部が発見され、特別な外傷はなかったことが分かった。

問題のゴムボートも韓国で製造されたことが確認されたが、いざこの公務員が韓国に入国した後の出国記録と日本への入国記録が全くなかった。

荷物も、本人名義のクレジットカード、財布などがそのまま保管されたまま、彼が留まっていたホテルではなく、ソウル市内の他のホテルに他人名義で預けられた形で発見された。

こうした中、日本フジテレビはこの公務員が変死体で発見される2週間前である先月6日頃、ソウル市内某所で直接ゴムボートを購入して配送地を釜山のあるホテルで要請した後、翌日、釜山で直接ボート部品を購入したと報道した。

日本メディアの報道のとおりならば、彼が直接ボートに乗って日本まで渡っていったという推論が可能だが、会議のため訪問した内閣府職員があえて船舶や航空便ではなく、ゴムボートを利用して幅200kmにもなる大韓海峡を渡らなければならない理由が説明されず、疑問を育てている

日本現地ネチズンは、ミネソタ大学校ホームページなどを検索し、この公務員の身元が高山直樹という人物だと確信すると言い、インターネットコミュニティに情報を共有したが、日本内閣府はニュース1との通話で「その名前ではない」と確認した

一方、警察庁はこの公務員が釜山でカードを使ったという情報を入手していて、もし日本政府から公式に共助捜査要請が受け付けられればソウルと釜山の警察で調査や捜査を始めることができるという点を示唆した。(機械翻訳 若干修正)


出張申請は7日からなのに6日には入国していたり、マスクと帽子をして出自を偽りながらクレジットカードを使用↓したり、財布や別のクレジットカードは偽名でホテルに預けながら自分名義のクレジットカードはそのまま所持↓していたり、謎だらけですね。


(NHK 2014/02/02)

先月、北九州市の沖合でゴムボートが転覆して、近くで遺体で見つかった内閣府の男性職員が、韓国入国後に南部の都市、プサンでクレジットカードを使って、ゴムボートに付ける小型のエンジンなどを購入した可能性のあることが分かりました。

この職員は韓国に入国したあと、行方が分からなくなっていたということで、海上保安本部などが詳しいいきさつを調べています。

先月18日、北九州市沖の防波堤近くで、漂流していたゴムボートが転覆し、2日後に近くの海底から内閣府に勤務する30歳の男性職員が遺体で見つかりました。

第7管区海上保安本部などによりますと、この職員は、先月上旬にソウルで開かれた国際会議に出席するため、留学中のアメリカから韓国に入国し、その後、出国した記録がないまま、行方が分からなくなっていたということです。

さらに、その後の調べで、この男性職員が韓国へ入国後に本人名義のクレジットカードを使って南部の都市、プサンでゴムボートに付ける小型のエンジンや防寒着を購入した記録が確認されたことが分かりました。

転覆したゴムボートと、付いていた小型のエンジンはいずれも韓国製で、発見された際、職員はフード付きの防寒着を2枚重ねて着ていたということです。

海上保安本部などは、男性がみずからエンジンなどを購入した可能性もあるとみて、関係機関と連携して、発見されるまでのいきさつをさらに詳しく調べています。


(読売新聞 2014/02/03)

 北九州市若松区の響灘で1月、遺体で見つかった内閣府の男性職員(30)について、第7管区海上保安本部(北九州市)は3日、死因が低体温症または溺死だったと明らかにした。

 司法解剖の結果、死亡につながる外傷は見つからず、1月上旬から中旬の間に死亡した可能性が高いという。

 7管によると、職員は1月20日の遺体発見時、ハングル表記のタグが付いた黒いジャンパーとズボンを着用。ジャンパーのポケットには茶色のポーチが入っていて、中には韓国の紙幣と貨幣で計25万3200ウォン(約2万3740円)の現金、職員名義のクレジットカードがあったという。

 内閣府などによると、職員は「経済社会総合研究所」(東京)に所属し、昨年7月から米ミネソタ州の大学院に留学。1月8日から韓国で開かれる経済セミナーに出席するため、内閣府に同7日から6日間の日程で渡韓すると申し出ていたという。


「遺体は内閣府職員ではなかった」、もしくは「ただのバカでした」と言われても不思議じゃないですね。