(インターネットニュース申聞鼓 韓国語 2014/01/16)

受信料引き上げの名分の中の一つに「韓流拡散の中心として役割強化」を掲げている『KBS』(韓国放送公社。政府全額出資の公共放送)の系列会社が、まさに在外同胞団体と韓流拡散などのための交流協力事業を進めて無にしたことが明らかになったとチェ・ミンヒ民主党議員が16日、明らかにした。

チェ・ミンヒ議員が入手した資料によれば、KBSの系列会社である『KBS N』は、去る2012年5月30日に『在日大韓民国民団北海道地方本部』(以下、北海道民団)と『2012 K-POP Friendly Concert in Sapporo Dome』(2012 K-POP札幌ドームコンサート)の公演を同年9月22日に開催することにして公演製作契約を締結した。 

契約書によれば、この公演の実行委員会は主催者である北海道民団で担当して出演料と製作費など一切の予算をKBS Nに支援することにしたし、KBS Nは主管放送会社として『出演者のキャスティング』と『放送企画/演出』等を担当することにした。『公演製作』は『AMAX Japan』という公演企画会社が担当することにした。KBSも『後援』にその名前を上げた。

この公演はソウル市と北海道の間の『友好協力都市協定締結』を記念して、韓日の文化交流と友好増進などを図るために企画された行事で、北海道民団としてはこのような外形的な目的のほかに、ますます難しくなる日本国内の韓国人団体としての地位を高めようと初めて実施した大規模プロジェクトだったという。このために北海道民団はこの行事を収益事業ではなく、チケットの無料販売を通じた『公益的事業』として推進した

北海道民団側がKBS Nに支給することで契約した金額は合計11億ウォン(2012年5月末頃の相場で約7300万円)で、半分である5億5000万ウォンは契約締結の翌日である5月31日にKBS Nに送金され、残りの半分は出演者のキャスティングが完了すると予想される6月30日に支給することにした。

しかし、この公演は正常に推進されず、結局失敗に終わった。最大の理由は出演者のキャスティングのためだった。北海道民団側からは行事を盛況裡に開催しようと韓国内の有名アイドルグループなど6チームの交渉を強く希望した。 

双方は、この6チームを優先交渉対象順位まで決めて『出演予定者』として契約書に明示した。北海道民団側は1,2順位のアイドルグループを『メイン出演者』でして最優先的に交渉することを持続的に要求した。 

KBS Nは北海道民団側から送られた5億5000万ウォンを公演企画会社であるAMAXに送金し、AMAXではこのうち2億8000万ウォンをアイドルグループなど3チームに出演料として支払った。3チームのうち2チームは当初の交渉対象になかったチームであり、1チームは6順位の交渉対象だった

民団によれば、契約書上『出演者のキャスティング』はKBS Nが担当することになっているが、KBS Nは北海道民団と何の相談もなしに出演者の交渉業務をAMAXに押し付けたし、やはり民団側と何の相談もなしにお金をAMAXに送ったという。

北海道民団側は、広報や北海道地方政府、民団本部に対するスポンサー交渉など、9月に予定された公演を円滑に準備するために6月末までにキャスティングを完了することを要求したが、期間内にキャスティングが行われなかったし、メイン出演者などの交渉を要請したアイドルグループに対するキャスティングも行われていなかった。結局、公演を正常に準備できなくなった

北海道民団側は、7月27日にKBS NとAMAX側に契約行為を中止することを通知し、9月に契約解約通知書を送って行事は失敗に終わった

さらに深刻な問題は行事中断後に発生した。北海道民団側は自分たちがKBS Nに送金したお金がAMAXへ渡った事実を8月2日にKBS Nから初めて聞いたし、9月4日に韓国に入国して5億5000万ウォン(約3650万円)の返還および今後の対策を議論する過程で出演料だけでなく『接待費』、『人件費』、『交渉経費』等の様々な費用で相当な額が使われていて通帳には1億3865万ウォン(約920万円)のみ残っている事実を知ることになった

契約書によれば、北海道民団で支援したお金は『出演料』と『放送企画/構成/編成料』、『KBS Nスタッフの航空運賃』等で使用するように明示されているにもかかわらず、KBS NとAMAXは民団側と何の相談もなしに使用目的外の用途で一方的に予算を使ったのだ。民団側で「なぜそのようにしたのか?」と尋ねると、これに対して両者は「業界の慣行」と答えるだけで、『接待費』等をどのように使ったのかについても説明をしなかったという。

北海道民団は、契約破棄の責任を問い、全額を返すよう要求したが、AMAXの口座に残っていた1億3865万ウォンだけを2012年9月5日に返してもらっただけで、まだ残りの金額の返金は行われていない

契約書によれば「予定の出演者が欠場して公演が取り消しになった場合、KBS Nは実行委員会が受ける損害を賠償する」と明示されていて、「出演陣は実行委員会、KBS N、AMAXの協議の下に変更することができる」となっている。したがって予定されていた出演者のキャスティングをできず、民団側と出演者の変更を協議しなかったKBS Nは契約破棄の責任を負って損害を賠償することが当然なのに、「AMAXにお金を送ったのは交渉のためのもので問題はない」として責任を回避している

KBS Nのこのような無責任な態度に対してイム・テス(任泰洙)北海道民団長は「民団に経済的損失を負わせただけでなく、地位と信頼に大きな欠陥を出しても真実の謝罪と責任ある姿を見せるどころか民団を無視して繰り返し約束を守らなかった」として「天人共に怒る(到底許しがたい)KBS Nの態度を告発してほしい」と国会に嘆願書まで提出した状況だ。

チェ・ミンヒ議員は「当事者はKBSの系列会社ではあるが、民団は故国の公営放送である『KBS』の名前を信じて一緒に行事を推進した」として「在外同胞が予算を支援して、積極的に準備した韓流行事を無責任な態度に終始して無にしたKBSが、受信料引き上げを要求して韓流拡散に貢献するために842億ウォンの予算がかかると主張するのは見かけの良い名分に過ぎない自己矛盾だということを示していおる」と指摘した。 

また「KBSは国会業務報告などで毎回『韓民族放送』や『KBSワールド』を掲げ、、『歌謡舞台』等で在外同胞のための公演をしていると自慢して、これをまた受信料引き上げの名分として掲げている」として「そのようなKBSがたとえ系列会社のことではあるが、まさに在外同胞に無責任で高圧的な態度を見せ、在外同胞が故国に失望感を感じさせたことは有り得ないことで、今からでも真剣に謝罪して責任を負う姿を見せなければならない」と明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


(ハンギョレ新聞 韓国語 2014/01/15)

『韓国放送』(KBS)の子会社である『KBS N』が韓流コンサートを推進して在日大韓民国民団北海道本部(北海道民団)から巨額の契約金を受けたが、コンサートが失敗に終わった後、お金をきちんと返さずにいて論議がおきている。

15日、北海道民団とKBS Nの話を総合すれば、KBS Nは2012年5月に北海道民団、○企画会社とともに『2012ケーポップ・フレンドリーコンサート』の契約を締結した。その年の9月に札幌ドームで大規模な無料公演をするという内容で、契約翌日に北海道民団は全契約金11億ウォンのうち5億5000万ウォンをKBS Nに送金した。

北海道民団とKBS Nなどは少女時代やビッグバンなど有名アイドルグループの出演を推進することで合意した。

契約書には「KBS Nは出演者のキャスティング、放送企画/演出と構成/総合編成製作および編成/放映および関連スタッフの提供をする」、「希望する出演者が欠場して公演が取り消しになった場合、KBS Nは民団が被る損害を賠償する」という内容が入っている。KBS Nは出演陣の交渉を直接せず、北海道民団の送金額の中から5億ウォンを○社に送って交渉を任せた。○社はアイドルグループなど3チームに出演料として2億8000万ウォンを支払ったが、約束されていた出演陣の交渉はきちんと行われていなかった。契約書に明記された6グループまたは代わりのグループとして名前が挙がっていた3グループのうち1つだけ交渉が実現した。これに対し2012年7月、北海道民団が契約解約を通知した。

北海道民団はKBS Nに責任を問い、1年以上契約金の返還を要求している。北海道民団は○社が持っていた契約金の残額1億3800万ウォン程を返してもらったが、KBS Nが残りの契約金4億ウォン余りも返さなければならないという立場だ。北海道民団は「2012年だけで4回、KBS Nの社長との面談を要請したが行われなかった。2013年1月に会うことができたが、『明日社長が変わるから新しい社長によく話しておく』という言葉だけ聞いた」と明らかにした。

北海道民団は先月、契約金返還を要求する嘆願書を民主党チェ・ミンヒ議員室に送った。

KBS Nは、直接出演陣の交渉に出ずに○社にお金を払って交渉を任せたのは一種の‘下請け’なので契約違反でないという立場だ。また、出演者交渉について民団と持続的に協議したと明らかにした。クク・チャンミン KBS N戦略事業チーム長は「内部で法律の検討を経てわが方には責任がないという結論を得た。代わりの公演などの妥協案も提示したが民団から返事を聞くことができなかった」と話した。

一方、契約金の一部が韓国放送の教養番組の製作費に使われていて放送法と細部規定が定めた“協賛告知”に違反したという指摘も出ている。2012年10月に放送された『歩いて世界の中に 北海道編』は、KBS Nが北海道民団から受けた契約金のうち2343万ウォンで製作された。チェ・ミンヒ議員は「教養番組は1回あたりの製作費が5000万ウォン以上であるだけ協賛告知を許容する〈協賛告知に関する規則〉違反」と指摘した。韓国放送はチェ議員に「KBS Nの現物協賛だから違反事項に該当しない」という立場を明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


「韓流ブームに水を差してはいけないニダ」と水面下で返金交渉をしていたけど、「もう韓流ブームは冷め切っているニダ。公になっても今更問題はないニダ」と考えて嘆願書を送ったのかな?

ネットを見ると〈KBS Nが民団主催の無料コンサート開催予定(出演者など未定)を公表→「正式に決まったら発表」と民団→そのまま霧散〉ということのようですが、在日の人らはコンサートのことは知っていたでしょうが、お金を巻き上げられていたことは知っているのかな?



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