慶北道、輸出リンゴ栽培技術日本専門家に聞く
(アジアニュース通信 韓国語 2012/12/18)



慶尚北道は20日から3日間、日本のリンゴ専門家を招請して安東市、聞慶市など6市・郡を巡回して、リンゴ輸出農家600人を対象に技術教育を実施する。

今回の教育は、輸出リンゴの商品性向上による慶北リンゴブランドのイメージ向上および農家所得安定を図るために用意された。

講師として招請した黒田恭正(57)は海抜高度、気温などリンゴ栽培環境が慶北と似ている日本,茨城県で30年間リンゴ園を経営していて、青森県、茨城県、慶尚北道聞慶市、京畿道加平郡など国内・外で活発な技術普及活動をしている

ノ・スノン慶北道食品流通課長は「講師として招請された黒田恭正氏は、地域のリンゴ栽培条件および現況をよく知っており、輸出農家の栽培技術向上に多くの助けになるだろう」として「今後リンゴだけでなく梨、パプリカなど輸出主力品目の国際競争力強化のために海外専門家招請教育を拡大する」と明らかにした。(機械翻訳 若干修正)



10年前からやっているようですね

 日韓を橋渡ししたリンゴ大使記(上)
(政界往来 2012/01/25)

黒田リンゴ園からアニョハセヨ

韓国はわが国にとって一衣帯水の隣国でありながら、リンゴの栽培方法はだいぶ異なる。韓国は現在、欧州風のリンゴ栽培、特にイタリアの南チロル地方の矮化栽培を取り入れようとしている。矮化栽培というのは、矮性台木( 樹が大きくならない性質の根の部分) を使い、樹をコンパクトに作ることによって10a(1000㎡・300坪)当たり100~300本といった密植で栽培し、作業性や初期収量を上げようとする栽培方法である。だが10年が過ぎ、リンゴの木が大きくなり、枝が混んでくるようになると、収穫量は激減し品質もとたんに悪くなる。こうした問題を解決するために日本から〝リンゴ大使〟が韓国に渡った。



韓国の密植栽培に比べ、日本のマルバカイドウ台木を使用した従来の栽培方法での栽植本数は10a当たり15~20本位である。樹が大きくなり成木になるまでは、15年から20年の年月がかかるが、樹の寿命は長く、青森県では100年を超える樹もある。マルバカイドウ台木を使用したリンゴの樹は非常に大きくなるため、それをコントロールするために日本では整枝剪定技術が世界で類を見ないほど高度に発達してきた。

外国の密植栽培では多本数を植えて初期収穫量を上げ、10年過ぎて木が混んでくるようになり、良いリンゴがならなくなったら、15年ぐらいで改植( 新しい樹に植え替えること) ということになる。土地が広く沢山あり、栽培面積も広い外国( 米国では一戸で1200haという農家もある。日本や韓国では平均1ha未満)ならではの栽培方法である

日本でも、矮化栽培は40年ほど前から導入され、長野県を中心に全国に広がっている。日本では、剪定の技術が進んでいるため樹が大きくなっても、それなりに仕立てて、長く経済寿命を保つことができる。

(略)

日本のリンゴ農家・黒田恭正氏が韓国に指導に行き、目覚しい成果を収めている。

矮化栽培が主流である韓国のリンゴ栽培は、約40年前に欧州から取り寄せられたM26という苗木が中心に植栽されていった経緯がある。それが30年後の、今から10年前の当時は、樹が大きくなって手がつけられない状態になっていた。

2002年7月、黒田氏は友人に頼まれ、韓国慶尚北道聞慶市のリンゴ農家を何軒か見て回り、リンゴ栽培についての講演をした

樹は混んでいるし、リンゴは果実が生(な)っていない。黒田さんは「このような状態でよく生活できるなというのが実感だった」と言う。

ちょっと見ただけでも黒田氏は、日本と韓国には50年以上の技術的な開きがあると感じた。だが韓国の人達は、自分たちこそが世界一だと思っていた

韓国の人は、自尊心が強く、他人の話を受け入れないひとが多かった。しかし、茨城県大子町(だいごまち)の黒田りんご園に来て、リンゴの樹の状態を見ることによって彼らの態度が一変した

実っているリンゴの数やリンゴの樹の状態が自分たちとあまりにも違い、技術的な開きがあることを分かったからである。

(略)

そこで、聞慶市では、かつての名声を取り戻そうというプロジェクトを立ち上げて、日本から技術者を呼ぼうということになった。

(略)

黒田氏が日韓を結ぶ「リンゴ大使」になった所以である。

それが2002年10月のことで、03年1月から正式に韓国に行くことになった

だが、韓国の人達の多くは当初、自分たちこそが世界一だと思っていて、「日本人から教わることは何もない。かえって俺たちが教えてやる」というぐらい気位が高かった。反日感情の強い人たちにより「日本人に教わりに行くのだったら村八分にしてやる」と言ったところまであった位だ。

韓国のりんご栽培の一番の問題点は、リンゴの生理に対する科学的な知識がないことだ。リンゴ栽培の基礎から教えなければならなかった。

二番目は、韓国の人達が自分の仕事に誇りをもってやっていないことだ。

(略)

リンゴの栽培においても、何故、こんなに技術が発達してこなかったのか。その理由の一つは農業の指導的立場の人達が知識の習得のみで、技術の習得をしてこなかったからである。試験場や農業技術センターなど指導機関の人達は、激しい受験の難関を勝ち残ってきたエリート中のエリート達である。

しかし、知識だけはあるが、実践する技術力が低い。プライドも非常に高く、恥をかきたくない。分からないことを恥とするため、直接農家に行って指導することはない。プロジェクターとかを使って、本を読んで勉強した知識を講義するだけだ。技術の低さを知られたくないためである。韓国の政権が農業に力を入れるようになったのはつい最近のことで、金大中大統領になってから国立のリンゴ研究所が作られた。そのため技術の積み重ねが無い。一方、日本は100年以上の積み重ねがある。その日本や外国のデータを利用してきたのが韓国だ。知らないことを恥とするため、知ったか振りをするし、間違ったことを平気で教えるのが問題だ。

また黒田氏は「何故、韓国でこのように50年以上もほとんど技術が発達してこなかったのだろう」と考えてみた。彼らとつきあう中で、一つの答えが出たと言う

彼らには「反省」という文字が無い。物事の成功の前に、失敗は付き物だ。失敗と反省、その積み重ねの中から技術が生まれてくる。失敗は成功の基であり、成功に失敗はつきものだ。

そうした失敗の中で、学んだことを次につなげていくことが大切だ。しかし、失敗した時、彼らはどう考えるか。天気が悪い。それから「俺はちゃんと教えられたとおりにやったのに、うまくいかなかったのは、教えたあいつが悪い」となる。全てにおいて責任転嫁の発想をする。そして、究極的には、すべて日本が侵略して植民地にしたのが悪い、という結論に行き着く。

(略)

日韓を橋渡ししたリンゴ大使記(中)

最初、集会に集まったのはパラパラと少数だった。それが集まっている人たちの畑がだんだん良くなっていくので、それにつれて人が集まって来るようになった。これまで延べ人数で1000人位になった。最初は本当に10人も来なかった。

黒田さんが教える方法というのは、基本の基本からだった。一から教えるやり方だ。それを頭ごなしにやると反発するので「みなさん既にご存知のことでしょうが」と前置きして話したのである。今は何を言っても大丈夫な関係を築いたので、厳しく言っている。

(略)

黒田さんは、韓国の聞慶市で初級、中級、上級用の「リンゴ大学」を運営している。ここには熱心な指導員がいて、教育システムが整備されている。

一カ月に二回ほど、夜7時から10時まで、300人ぐらい集まっている。そこではほとんど黒田さんの弟子が指導する。黒田さんが教えるのは上級クラスの指導者養成クラスの人たちだけだ

ただ黒田さんは、あくまで謙虚だ。「自分たちのレベルは幾らぐらいかと問われれば、小学校6年生ぐらいかなと思っている」と言うのだ。リンゴ農園というのは奥深い。まだまだ開拓しないといけない内容は限りがなく、未だなお日々が学習の場であるというのが黒田さんの基本姿勢である。

一方、韓国の人たちは、ちょっとよくなると、すぐ傲慢になる。全国から見学に来たりすると、すぐ天狗になる。だが、リンゴは正直だ。ちょっとなまけると、すぐだめになるのがリンゴでもある。

日韓を橋渡ししたリンゴ大使記(下)

(略)

韓国の場合、ちょっとお金が入ってくると、すぐ車を買ったり、家を建てたりする。そうじゃなくて、家や車はお金があればできることなのだから、自分の生活をきちっと立てることを考えなさい、と黒田氏は戒めている。農業の機械を買ったり、リンゴ園を整備したりとか、まずそのことを考えないとだめだというのだ。

とりわけ、韓国人は、奥さんに仕事を押し付けて、自分は働かないで、すぐ怠ける。

黒田さんは「講習会をやると、だんなが働かない奥さんは必死だ。最前列に座って質問はしてくるし、真剣だ」という
。(略)




こうして自ら海外市場でのライバルを育成しているんですね。リンゴ産業関係者たちはマゾですか?




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