靖国放火中国人「自国で裁判受けたい」
(中央日報2012/11/30)



靖国神社に放火した容疑で日本側が韓国に身柄引き渡しを要求している中国人の劉強元受刑者(38)が、「日本に引き渡されれば公正な裁判は受けられないため、中国で裁判を受けることを望む」という立場を明らかにした。

29日にソウル高裁の審理で開かれた犯罪人引き渡し請求の初裁判で、劉元受刑者は「1級戦犯14人の遺骸が安置された靖国神社に火をつけて、過去の問題処理に消極的な日本政府の反省を促そうと思った」とし「日本よりも中国で裁判を受けたい」と述べた。

劉元受刑者はこの日、「平壌(ピョンヤン)出身の祖母が強制的に従軍慰安婦になり、祖父も日帝侵略期に韓国語を教えたことで西大門刑務所で拷問を受けて亡くなった」と家族歴を説明した。続いて「自分の利益のためではなく、慰安婦の苦痛を味わった韓国人と中国人の尊厳性を守るための抵抗だった」と放火の理由を説明した。

劉元受刑者の弁護団は「放火の事実は認めるが、政治犯の場合は身柄引き渡し拒否が可能」と述べた。弁護団は「韓日犯罪人引き渡し条約3、4条上の、政治犯罪と判断されたり、政治的見解を理由に迫害を受ける恐れがある場合、年齢・健康など個人的な理由がある場合に該当し、引き渡しを拒否できる」と主張した。

これに対し検察は「神社への放火は政治的な問題ではなく、公共の危険を招く犯罪であり、法律上の引き渡し条件が成立するだけに、日本の要請を許可しなければならない」と反論した。

昨年12月26日に日本で靖国神社の神門に放火した後、韓国に逃避した劉元受刑者は、今年1月8日、ソウル鍾路区中学洞の駐韓日本大使館に火炎瓶を投げた容疑で懲役10月を言い渡され、服役していた。


日中、韓国に靖国放火犯の引き渡しを要求
(中央日報 2012/10/15

1月に駐韓日本大使館に火炎瓶を投げ込み、放火未遂で服役中の中国人が、来月初めの出所を控え、韓日中外交紛争の火種に浮上した。当事者は日本軍慰安婦として連行された韓国人の祖母を持つ中国人の劉強服役囚(38)。ソウル中央地裁で懲役10月を宣告された劉服役囚は11月8日に出所する予定だ。

劉服役囚は昨年末、東京の靖国神社に放火した容疑で、出所後は犯罪人引き渡し条約に基づき、日本警視庁に引き渡される見込みだ。

しかし中国政府が外交経路を通じて繰り返し「日本に引き渡さず、中国に追放してほしい」と韓国政府に強く要請
し、問題が複雑になっている。

劉服役囚の不幸な家族史も国内外の世論に影響を与えている。劉服役囚は「植民地時代に韓国に住んでいた祖母が日本軍に連れて行かれ、中国で慰安婦として生活した」と警察の捜査で主張した。また靖国神社に放火した直後、昨年末に韓国に入国し、警察の調査で「日本政府が過去の歴史を認めようとしないことに怒りを感じた」と犯行の動機を明らかにした。

さらに韓国では祖母が住んでいた大邱(テグ)を訪れたほか、抗日運動をして拷問で死亡した曽祖父の痕跡を探してソウル西大門刑務所にも行った。この過程で強い反日感情を抱き、1月8日午前8時20分ごろ、ソウル中学洞(チュンハクドン)の日本大使館に火炎瓶4本を投げ込んで現場で捕まった。こうした事情から、8月にソウル高裁で1審の量刑が確定する際、太平洋戦争遺族会が善処を求める嘆願書を出したりもした。

最近、日本との領土紛争で反日感情が高まっている中国では、劉服役囚が反日運動家として描写されたりもする。こうした雰囲気が韓国政府の立場を苦しめている。外交消息筋によると、日本政府は韓国が犯罪人引き渡し条約を遵守するかどうか注目していると圧力を加えたという。

中国も劉服役囚を日本に引き渡すのは人道主義レベルで正しくないという立場を韓国側に伝えてきた状況だ


日中両国が劉服役囚の引き渡しに対する圧力を高め、3カ国間の外交戦に飛び火する可能性もある。外交通商部と法務部は対策会議を開いたが、まだ処理方針は決定していない。

外交部の当局者は「裁判所が韓日犯罪人引き渡し条約と人道主義精神などを総合的に検討して判断するだろうが、結論がどういう形で出るとしても、韓国政府には負担になるだろう」と述べた。
中国、靖国放火犯の身柄引き渡しを公開要求
(中央日報 2012/10/17

駐韓日本大使館に火炎瓶を投げて服役中の中国人の劉強受刑者(38)の身柄引き渡しを中国政府が16日、公開的に要求した。劉受刑者は靖国神社にも火炎瓶を投げた疑いで、日本警視庁が犯罪人として身柄引き渡しを韓国政府に要請している状態だ。

中国外務省の洪磊副報道局長は16日の定例記者会見で、「中国政府はこの問題を高度に重要視している」とし「韓国が公正かつ適切に解決することで、当事者の正当かつ合法的な権利を保障することを望む」と述べた。

中国はその間、外交経路を通じて数回にわたり「日本に渡さず人道主義の観点で中国に送ってほしい」と強く要請してきた。中国政府はこの問題を外交チャンネルを通じて非公開で扱ってきたが、この日初めて公開的に立場を明らかにしたのだ。韓国政府当局者はこれを中国の“圧力ジェスチャー”と解釈している。

これに先立ち、日本政府は外交経路を通じて、韓国側に劉受刑者の刑期が終わりしだい身柄を日本に引き渡してほしいとして、犯罪人引き渡し要請書を提出した。このため劉受刑者の身柄処理は韓日中間の外交葛藤の新たな火種になるという懸念が強まっている。

劉受刑者の刑期が満了すれば、検察は韓日犯罪人引き渡し条約に基づき身柄を日本に引き渡すかどうか、ソウル高裁に審査を要請する予定だ。趙泰永(チョ・テヨン)外交通商部報道官はこの日の定例記者会見で「結論はまだ出ていない」とし「国内法と国際法、人道的な見地を総合的に考慮して結論を出す」と述べた。政府当局者は「さまざまな状況を総合的に考慮して判断することになるだろうが、この問題は私たちの司法当局の法的判断が最も重要だ」と述べた。

劉受刑者は日本政府が慰安婦をはじめとする過去の問題の処理に消極的な態度を見せていることに怒りを抱き、1月8日にソウル中学洞(チュンハクトン)の駐韓日本大使館に火炎瓶を投げ、懲役19月を言い渡された。劉受刑者は昨年12月26日、日本靖国神社にも火炎瓶を投げた疑いで、日本警視庁の追跡を受けてきた。
政治犯の地位を要求する靖国放火中国人…「祖父は抗日闘争の英雄」
(中央日報 2012/11/03

(略)劉強は駐韓中国大使館側と領事面接を通じて、抗日闘士を輩出した家系を強調している。政治犯の地位を主張する根拠として提示するためのものと解釈される。劉強によると、中国人の祖父は抗日新四軍で連隊長を務めた劉別生(1915-45)という。劉別生の抗日闘争を称える銅像が今でも上海にあると、中国大使館側は説明した。

曽祖父は韓国人の李勝植(イ・スンシク)で、平壌(ピョンヤン)で生まれ、大邱(テグ)に定着したと、中国大使館は確認した。李勝植の娘で劉強の祖母の李南英(イ・ナムヨン)は1942年に日本軍に捕まり、木浦(モクポ)から船で上海に連れて行かれ、中国一帯で慰安婦生活を強要されたという。

日本崩壊後に中国に残った祖母は中国人と結婚し、楊英に改名した。86年に死亡する前、劉強に「私は韓国人で、元日本軍慰安婦」と生涯の秘密を打ち明けたと、劉強と最近面会した中国大使館側が伝えた。
靖国放火の中国人引き渡し審査 弁護士選任に中国関与
(聯合ニュース 2012/11/28

ソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ込み韓国で服役し、東京の靖国神社にも火炎瓶を投げ込んだことを自供した中国人の男について、日本に身柄を引き渡すかを判断するための初審問が29日、韓国の裁判所で行われる。在韓中国大使館の働きかけで、韓国の大手法律事務所による弁護団が構成されたことが28日までに分かった。

男は1月にソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ込んだ罪で起訴され、懲役10月を言い渡された。その捜査の過程で、昨年12月に靖国神社に火炎瓶を投げ込んだと自供したことから、日本当局は今年5月、韓日犯罪人引き渡し条約に基づき男の身柄引き渡しを要請した。一方、中国当局は被告を政治犯とみなし自国に送還するよう要請した。これに対し韓国法務部は、犯罪者引き渡し審査請求を決定した。男は韓国で服役し今月出所したが、再び拘束されている。

経済的な状況などを考慮すると、男の弁護には国選弁護士がつくと予想されていた。しかし、法曹界関係者によると、中国大使館は韓国の法律事務所約10カ所に相談し、熟考の末に法務法人世宗を選んだという。

初審問では世宗所属の弁護士5人が弁護する予定だ。弁護団は元ソウル中央地検長や元ソウル高裁部長判事などそうそうたる顔ぶれという。




中国、'靖国放火犯'の身柄引渡し再度要求
(聯合ニュース 韓国語 2012/11/30)

中国政府が日本靖国神社に火をつけた劉強(38)氏の身柄を引き渡してほしいと再度要求した。

中国外交部の洪磊スポークスマンは30日「中国政府は劉強事件をずっと注意深く見守っている」として「私たちは韓国がこの事件を適切に解決することを望み、また、そのように信じている」と話した。

洪スポークスマンは、前日に韓国裁判所で開かれた劉氏の最初の尋問に駐韓中国大使館の関係者たちが訪ねて傍聴したと説明した。

劉氏は最初の尋問で、日本の軍国主義者たちの反倫理的な行動に抵抗しようと靖国神社に火をつけたと主張し、不公正な裁判を受ける恐れがある日本ではなく中国に送ってほしいと要請した。

日本と尖閣(中国名 釣魚島)領有権紛争をもたらした中国は、劉氏の身柄が日本に移れば国民感情が悪化することを憂慮していると知られた。

中国政府は外交チャネルを通じて、わが政府に劉氏を日本に渡さずに強制出国形式で帰国させてほしいと強力に要求してきた。(機械翻訳 若干修正)




次の審理は12月6日で、2013年1月5日までに引き渡しをどちらにするか裁判所は決定しますが、最終判断は韓国政府がするようです。

中国に引き渡されるようなことになれば、今後、“慰安婦の子孫”・“抗日運動家の子孫”などを自称する韓国人が靖国神社どころか皇居に放火をしても、朝鮮半島由来の文化財を博物館や寺社から盗んでも、日本の引き渡し要求に応えることができなくなるので、日本に引き渡すでしょうね。たぶん...

事大主義を貫いてくれると面白いんですけどね。


日本政府は「引き渡しが行われなければ、犯行を行いそうな輩を水際で食い止める必要があるため、『ビザ免除措置』の見直しを検討する」くらい公式に伝えて、韓国をさらに悩ましてほしいですね





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