朝鮮学校無償化 文科相が意欲
(読売新聞 2012/11/11)



政府、再び混乱を懸念

田中文部科学相が朝鮮学校の高校授業料無償化の実現に意欲を見せている。野党には無償化に慎重な意見が強く、批判を浴びるのは必至だ。政府は3大学の不認可問題に続く混乱を招きかねないと懸念している。

「閣僚として二つやりたいことがある」

田中氏は10月1日の文科相就任以来、文部科学省幹部らにそう繰り返してきた。やりたいことの一つは、秋田公立美術大など3大学の不認可で注目された大学の設置認可制度などの見直しだ。もう一つは「朝鮮学校の無償化だろう」というのが同省幹部の共通認識だ

実際、田中氏は10月12日の報道各社のインタビューで、「早く政治判断で決めるべきだ。批判されることを覚悟の上でないと決められない」と述べるなど、無償化に意欲を示してきた。

朝鮮学校のうち、日本の高校にあたる「朝鮮高級学校」は全国に10校あり、無償化されれば授業料分として計約2億円の「就学支援金」が学校に支給される。ただ、朝鮮学校は、北朝鮮の指導下にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との結びつきがある。政府は、2010年11月の北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピヨンド)砲撃事件を受け、無償化の審査をいったん停止。昨年8月、菅首相(当時)の指示で再開した。

田中氏は無償化の「政治判断」の時期には言及していないが、政府は北朝鮮への経済制裁を継続している中での無償化は世論の批判を浴びる可能性があるとみて、「首相官邸が関与し、慎重に判断せざるをえない」(首相周辺)としている。

大学不認可問題で、首相官邸の危機管理能力が問われたことへの反省もある。

自民党内には、「田中氏は衆院解散前のどさくさに紛れて無償化を決めるのでは」(衆院議員の一人)との見方もある。同党は12日の衆院予算委員会で、大学不認可問題に加え、田中氏の無償化への姿勢もただす方針だ


首相「辞めさせない」大学不認可問題で

野田首相は10日、福岡市で開かれた民主党の「政策進捗(しんちょく)報告会」で、3大学の開校認可を巡って迷走した田中文部科学相について、「辞めさせるということはない」と明言した。首相は、田中氏からおわびがあったことを明らかにした上で、「少子化の時代で、大学が増えていくということ。大学の質という問題をどう考えるか。田中氏の(不認可)発言は方向感としては理解いただけると思う」と述べ、田中氏を擁護した。

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年度末の3月31日までに文科省の審査を通れば、24年度分として一年分が満額支給されるし、いきなり解散になったとしても次期内閣が決定するまでは大臣職でいられるので(「職務執行内閣」 憲法第七十一条 前二条の場合には、内閣は、あらたに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行ふ。)、その間に無償化を決定するつもりなんでしょうね。

文科省には数か月間かわしてもらいたいし、自民には「無償化が認められた場合、文科省の誰がどういう判断のもと決めたのか明らかにする」くらい言って文科省に釘を刺して欲しいですね。




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