高校無償化:朝鮮学校の審査急ぐ方針 田中文科相
(毎日新聞 2012/10/02)
田中真紀子文部科学相は2日、閣議後の記者会見で、朝鮮学校への高校無償化の適用審査について「政治的判断をする時期に来ている」と述べ、審査を急ぐ方針を示した。
高校無償化は10年度に始まったが、全国の朝鮮学校10校(生徒数約1800人)は適用されていない。文科省は無償化の対象となっている専修学校の設置基準を参考に審査してきた。しかし、10年11月に発生した北朝鮮による韓国砲撃などを理由に審査が中止され、11年8月に当時の菅直人首相が審査再開を指示していた。
田中文科相は「フライングはできないが与野党でいろいろな意見があり世界の目もある。野田(佳彦)総理の判断をあおぎながら進めたい」と話した。
以前から無償化検討には積極的ですね。
田中真紀子衆院文科委員長が朝鮮学校を視察 |
今内閣では無償化適用は既定路線なんでしょうが、「民族差別が解消された」というように喧伝されないようにして欲しいですね。
文光喜(ムン・グアンヒ)愛知朝鮮学園理事長
(略)全国に10校ある朝鮮学校には、朝鮮国籍の子は46%で韓国籍の子も51%います。中国籍を持つ朝鮮族の子どもたちと、父母のどちらかが日本人という日本国籍の子も合わせて3%います。(略)【私の視点 朝日新聞 2010/03/03】
そして、韓国系の学校でいわゆる“一条校”でなく、朝鮮学校と同じ“各種学校”の「東京韓国学校」も無償化の対象です。(建国・金剛学園・京都国際は一条校)
※ちなみに↑の「中華」2校は台湾系。
もちろん、公・私立の一条校に通う朝鮮籍の生徒は無償対象です。
「朝鮮人の通う学校だから」「韓国・朝鮮人の通う学校だから」「朝鮮籍だから」と無償化から外されているわけではないですね。
民族や国籍による差別も区別もしていないということをメディアはもっと広めてほしいですね。
朝鮮学校「歴史教科書」を読む(祥伝社新書257)
萩原 遼 井沢 元彦
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まったく売国政権は。