極右駆け上がる日本 安倍元首相再登場…政府対日本外交‘今から重苦しい’
(文化日報 韓国語 2012/09/27)



■日本自民党総裁選出波紋

現在の野田佳彦日本首相よりさらに極右指向である安倍晋三元首相が自民党総裁に選出され、次期総選挙で執権する可能性が高まり、韓日関係はより悪化する見通しだ。

年末年初に予想される日本総選挙で誰が首相に選出されるにせよ韓日関係正常化の道は遥かに遠いという評価だ。

野田首相を先鋒に日本内閣官僚らの過去の歴史妄言・独島挑発が続きながら「対話する価値もない」と差し置いていた政府は、27日、安倍の首相復帰の可能性に唖然として色を失う表情がありありと見える

来る12月の大統領選挙以後、安倍総裁と相対しなければならない次期政府も、日本を含む周辺国との外交安保政策を繰り広げるにあたり迷路の中をさ迷う公算が大きい。

政府は特に安倍総裁の再登場が韓日関係だけでなく韓半島・東北アジア情勢全般にもたらす悪影響に神経を尖らせている。韓日、中日領土葛藤で超強硬立場を表明してきた安倍総裁が日本国内の極右雰囲気に便乗し、去る首相時代(2006年9月~2007年9月)に推進して失敗した日本憲法改正、集団的自衛権行使推進など『普通国家化』路線にドライブをかける場合、東北アジアの地形は深い泥沼に陥る可能性が濃厚なためだ。

政府高位関係者はこの日、文化日報との通話で「安倍総裁の登場が韓日関係に深刻な暗雲を形成しているのは明らかだ」と評価した。イ・ミョンバク大統領が任期内に日本軍慰安婦問題を解決するために強力にドライブをかけていることに対して安倍総裁は「慰安婦強制連行の根拠がない」「あまりにも礼を失している」としながら露骨に批判してきた。

安倍総裁はさらに、慰安婦強制動員を認めた『河野談話』、過去の植民支配を謝罪した『村山談話』を否認して修正の主張を曲げないでいる。政府はこのように極に達する安倍総裁の極右路線が日本の再武装化推進につながる部分であると最も警戒する。

政府当局者は「安倍総裁が日本の普通国家化を掲げ、憲法改正を通じて実質的な再武装を憲法によって保証される軍国主義の道を歩く時、東北アジアの安保にもたらす波紋は計り難い」と懸念した。

安倍総裁は対北朝鮮政策でも強硬路線を歩んでいる。小泉純一郎前首相が去る2002年に北朝鮮訪問、北日首脳会談をした際に随行した安倍総裁は、その際に拉致者問題で北朝鮮を強力に追い詰めたことがある。政府関係者はこれと共に「安倍総裁が『米日同盟』強化だけを掲げて、オーストラリア・インドとの連帯強化を言及しながらも、韓国は対象から抜かしたという部分も尋常ではない」と診断した。韓・米・日3角共助体制の毀損を意味するという側面からだ。

一部では慎重論の見通しも出て来ている。外交当局者は「安倍総裁がいくら極右派でも現実の政治を知っているので、韓日関係が破綻状況に達すると速断したくはない」と期待を含んだ評価を出した。

チン・チャンス世宗研究所日本研究センター長もこの日の文化日報との通話で「安倍総裁が実際、首相として執権すれば現実論を受け入れないわけにはいかないという点から、無条件に極右路線を歩むことは難しい」と慎重に予想した。チン センター長は特に「アメリカは韓・米・日3角共助体で韓国が抜ける場合、対中国牽制戦略で深刻な支障をきたすほかはないので、日本の行動にブレーキをかけざるを得ないという点も日本の挑発を統制する要因」と診断した。(機械翻訳 若干修正)




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