韓国大統領、天皇訪韓「心から謝罪するなら」
(日本経済新聞 2012/08/14)



韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、日本との間でかねて懸案になっている天皇陛下の訪韓に関し「訪問したいのであれば、(日本の植民地支配からの)独立運動で亡くなった方々を訪ねて心から謝罪するのならよい」と述べた。韓国・忠清北道で開かれた教師らの勉強会で発言した。

李大統領は10日に竹島(韓国名・独島=トクト)を訪問。15日の日本の植民地支配からの解放記念日を前に、従軍慰安婦問題を巡り対立する日本への反発姿勢を重ねて示した。世論がまとまりやすい日本との歴史問題をとりあげ、低迷する支持率回復につなげる思惑もあるとみられる。

天皇陛下の訪韓は具体的な計画が進行しているわけではないが、李大統領は「痛惜の念という単語ひとつで訪ねてくるなら(訪韓は)必要ない」とも明言。李氏を含め歴代の韓国大統領は訪韓を要請してきた立場だが、明確な謝罪を条件とする考えを韓国側が示したのは初めてとみられる。

自身の竹島訪問に関しては「2、3年前から考えていたことで、深い配慮をし副作用を検討した」と説明。さらに日本の植民地支配を念頭に「日本が加害者と被害者の立場をよく理解できていないので諭そうとしている」と語り、最近の一連の対日強硬姿勢は歴史問題に対する日本の取り組みへの不満の表明であるとの立場を改めて明確にした。



李大統領「天皇、来韓望むなら心から謝罪すべき」
(聯合ニュース 2012/08/14)

李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、「日本の天皇が韓国訪問を希望していると聞くが、独立運動で亡くなった方に謝罪する用意があるなら訪韓してもよい」と述べた。

韓国中部の忠清北道・清原で開かれた教員セミナーの視察で発言した。

また、「痛惜の念」といった表現をするなら、来ることはないと強調した。「痛惜の念」は1990年5月に訪日した当時の盧泰愚(ノ・テウ)大統領に天皇が歴史問題と関連して表明したものだが、一般的な表現ではないため、謝罪かどうかをめぐり論争になっていた

一方、李大統領は独島訪問と関連し、「2~3年前から考えていたこと。即興で実行したものではなく、深い配慮とそれに伴う副作用などを検討した」と説明した。

また、日本は加害者と被害者の立場を理解していないと主張。日本とは多くのものを協力して共同で進めなければならないが、指摘すべき問題は指摘していくと強調した。



“日王ひざまずいて”直撃弾… ‘日本たたき’でレイムダック突破歩み
(ソウル新聞 韓国語 2012/08/14)

MB,連日外交慣例越えた強硬発言なぜ

イ・ミョンバク大統領が日本軍慰安婦、歴史教科書歪曲など過去の問題と関連して、連日外交上の慣例を越える強硬発言をしており、その背景をめぐり関心が集まっている。去る10日、大韓民国大統領では初めて独島を訪問したイ大統領は、14日には日王まで取り上げて、過去の問題の早急な解決を促した。イ大統領のこのような対日攻勢は現政権だけでなく、次期政権にも外交的負担として作用するという指摘が出ている。

イ大統領はこの日、忠北道清原郡の韓国教員大学校を訪問した席で‘独島訪問’について質問が出ると、すぐに決心したように直接的に日本を追い詰めた。イ大統領は現場で日王が‘ひざまずいて’謝罪しなければならないという表現を使ったと分かったが、その後、大統領府が公開した発言録では抜けていることが確認された

イ大統領は日本の植民地強占問題については、許すことはできるが、忘れることはできない、問いただすべきことは問いたださなければならないと声を高めた。‘静かな外交’に代弁される対日外交政策が強硬モードに変わったことを示唆するところである。このような基調で見る時、15日に公開される光復節祝辞でも、イ大統領は日本軍慰安婦など過去の問題についても過去とは違った具体的であって断固たるメッセージを伝達する可能性が高いと見られる。

事実上の任期をわずか4か月余り残したイ大統領が、過去の歴史など対日懸案と関連して異例的に強力な発言を連日吐き出すことについては批判的な声が多い。執権中、対日外交問題で実用主義路線を追求して、任期末年に突然批判的な態度に急変したのはレイムダック(任期末権力漏水現象)に苦しめられる国内政治状況のためという指摘が出ている。実際にイ大統領に対する国政支持率は最近20%以下まで落ちたが、イ大統領の独島訪問に対しては80%以上の国民が賛成するほど支持を受けている。そのためイ大統領が過去の問題を前面に押し出してレイムダックを突破する手段として使っているという批判が出てくる。

ムン・チョンイン延世大学政治外交学科教授は「イ大統領の独島訪問に続き、連続した対日強硬発言は全く理解できない部分」としながら「大統領の独島訪問に対する国民的支持率が84%まで上がった世論調査に鼓舞され、‘日本たたき’をすれば国民支持率が上がると思ったようだ。」と話した。ムン教授は「全般的な外交の全体像を見れば、南北関係と韓中関係が悪くて韓日関係でも取りまとめるべきなのに大統領の最近の言動は韓日間の摩擦音を深化させ、イ政府の今後の外交的布石に悪影響を与えるだろう」と見通した。(機械翻訳 若干修正)

seoul20120814




これで訪韓の可能性がより少なくなりましたね。
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