アメリカ・日本、まだ中国に莫大な対外援助
(聯合ニュース 韓国語 2013/07/15)



アメリカ、昨年2,830万ドル援助…環境保護・エイズ撲滅など支援
日本、2011年は8億ドルの'開発支援'…"大気汚染問題などに焦点"

「アメリカと日本は世界2位の経済大国であり、世界最大の外国為替保有国である中国にまだ莫大な対外援助と支援をしているという事実を多くの人々が見逃している」

ニューズウイーク北京特派員であるアイザック・ストーン・フィッシュは最近、アメリカの外交専門媒体フォリンポリシー(Foreign Policy)に世界経済の中心軸が欧米および日本から中国に移動しているにも関わらず、アメリカと日本が中国に対する対外援助政策を継続する理由を分析した記事を載せた。

FPによれば、中国は去る2010年に日本を抜いてアメリカに続き世界第2位の経済大国となり、以降、中国経済はアメリカと日本より4倍程早く成長している。さらに経済協力開発機構(OECD)は去る3月に出したある報告書で購買力指数(PPP)を反映する時、中国が2016年にアメリカを追い越して世界1位の経済大国になるだろうと予測した。

すでに中国は世界第1の外国為替保有国になった。中国の外貨準備高は今年第一四半期基準で3兆4千億ドルに達する。

経済分野でG2隊列に上った中国の地位は政治・外交分野にもそのまま反映されている。バラク・オバマ,アメリカ大統領と習近平国家主席間の去る6月の首脳会談は、両国間の同等な地位を確認した会談だった。

去る10~11日にワシントンで開かれた米中戦略経済対話でもこのような基調はそのまま引き継いだとFPは伝えた。

それと共に、この新聞は「世界の富と影響力が欧米と日本から中国や他の開発途上国に移動しているという事実は良く知られているが、ほとんどの人々は中国の二大交易対象国であり、最も重要な地政学的競争相手であるアメリカと日本がなぜ中国に対して莫大な援助をするのかについては見逃している」と指摘した。

アメリカ議会調査局が去る5月の出した報告書によれば、アメリカは昨年、アメリカ国際開発局(USAID)と国務省を通じて中国に対し、2,830万ドルの対外援助および資金支援をした。今年の支援規模は昨年より多少減った2,550万ドルに達すると推定される。

アメリカの対中国援助および資金支援は主に環境保護、法治主義支援、エイズ(AIDS・後天性免疫欠乏症)撲滅、チベットに対する持続可能な開発など4つの分野に焦点を合わせているとFPは伝えた。

アメリカ上院外交委員会のベン・カルダン東アジア太平洋小委員長はFPとの電話インタビューで「中国に対する対外援助はアメリカの国益を促進する」と話した。

USAID関係者も'援助'(aid)という用語の代わりに'支援'(assistance)という話を使うことを注文しながら「私たちはいくつかの核心的な分野で技術的な協力のためにいくつかの支援をしている」と話したとこの新聞は伝えた。

尖閣(中国名釣魚島)諸島をめぐり中国と葛藤を生じさせている日本も中国に対する援助を継続している。日本国際協力事業団(JICA)関係者は、日本が中国との葛藤にも'莫大な資金'を支援していると話した。

OECDは、日本が2011年に中国に対して8億ドルに達する'開発支援'をしたと推定する。中国共産党機関紙である人民日報によれば、中国に対する日本の経済援助は去る2000年の19億8千万ドルで絶頂に達した

一部の日本人たちは中国に対する援助に反対の立場を明らかにしている。

これに対してJICA関係者は去る2月、朝日新聞とのインタビューで「中国に対する援助は論議の余地がある」と認めながら「多くの国はかなり以前に中国に対する援助を中断したが、日本は中国から完全に手を引くことはできない」と話した。

この関係者は「日本政府は中国に対する援助を大気汚染問題のように日本に直接的に利益になる分野に焦点を合わせようと努力している」と付け加えた。(機械翻訳 若干修正)


Why are the United States and Japan still giving tens of millions of dollars in aid to China?(Foreign Policy 2013/07/12)


中国内や中国人留学生に渡すくらいなら、日本人の留学支援か海保に回してほしいですね。



アホでマヌケな中国 (宝島SUGOI文庫)
福島 香織 奥窪 優木 安田 峰俊 飯塚 竜二
アホでマヌケな中国 (宝島SUGOI文庫) 2014年、中国は崩壊する (扶桑社新書) 悪韓論 (新潮新書)
by G-Tools