韓国大統領 安重根の記念碑設置への協力を習主席に要請 「尊敬すべき歴史的人物」
(産経新聞 201/06/28)



韓国の聯合ニュースによると、中国を訪問している韓国の朴槿恵大統領は28日、北京の釣魚台迎賓館で習近平国家主席夫妻と昼食をとりながら会談した際、初代韓国統監を務めた伊藤博文元首相を暗殺した安重根の記念碑を、暗殺現場の中国黒竜江省ハルビン駅に設置するための協力を要請した。

朴氏は安重根について、「韓中両国民にとって尊敬すべき歴史的人物だ」と述べた。習氏は「前日(27日)の首脳会談は成果に富み、双方は多くの共通認識に達した」と強調した。習氏が朴氏の主張に同意したかは不明だが、「関係部署に(記念碑の設置を)検討するよう指示する」と答えたという。

両首脳は首脳会談後に発表した共同声明に「最近、歴史問題などにより、(北東アジア)地域の国家間の対立と不信が出現し、状況はさらに悪化している。これに対し、憂慮を表明する」との文言を盛り込み、日本を牽制(けんせい)した。

首脳会談を行った後には晩餐(ばんさん)会が催されており、中国の最高指導者が2日続けて“首脳会談”を行うのは異例の歓待といえる。友好ムードを強調する中韓両首脳が、結束して日本と対峙(たいじ)する意思を共有した可能性も否定できない。

また、朴氏は28日、李克強首相、全国人民代表大会(全人代=国会)の張徳江常務委員長と相次いで会談。中韓ビジネスフォーラムに出席し、中韓自由貿易協定(FTA)の早期締結にあらためて意欲を示すなど、“経済外交”に時間を費やした。



中国は外国人の銅像を公の場に建てることを認めていない、と言う話を聞いたことがある気もしますが、どうなるんでしょうね。


2009年09月08日
ハルビンに無断で建てて中国政府から撤去命令を受けた「安重根銅像」が韓国に来たニダ!


パク・クネ大統領は、ノ・ムヒョン、イ・ミョンバク大統領を超える、ある意味“純粋な反日”大統領になるかも知れませんね。


文世光事件(ウィキペディアから抜粋

1974年8月15日に大韓民国(韓国)大統領・朴正煕の夫人、陸英修が在日韓国人の文世光によって射殺された事件である。

1974年7月18日に大阪市南区(現在の中央区)の高津派出所で拳銃2丁を盗み、高校時代の知人である日本人女性を利用して、女性の夫名義による韓国への偽造ビザや偽造パスポートを作成するなど準備を着々と進め、同年8月6日に拳銃をトランジスタラジオの中身を抜いたケースにしのばせ韓国に入国した。

文に狙撃を指令し資金を供与、偽装パスポートの作成指示、射撃訓練を行ったのは、大阪の在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)生野支部政治部長の金浩龍(キム・ホヨン)だった。


その後の日韓関係

この一連の事件の為、日韓関係は国交正常化後、最悪の状態に陥った。韓国側の捜査によれば、朝鮮総連の関与は明白であったにも関わらず、日本側がそれを明確に認めなかった事、文が所持していた拳銃が大阪府内の派出所より盗まれた物であった事による。

謝罪のない日本側に対し、朴は「日本は本当に友邦なのか?」と問いただし、ついには「中共だけが一番なのか。(日本と断交しても)安保、経済に問題はない」、「日本は赤化工作の基地となっている」という言葉まで出た。しかし、大統領の側近が「このまま断絶してしまえば、今までの苦労が水の泡になってしまう」と説得し、日韓双方で、
・日本政府が遺憾の意を表明する。
・かかる事件の再発防止。
・捜査についての日本政府の協力。
・日本から特使派遣の合意をすること。
という内容で合意し、最悪の事態はまぬがれた。

事件から4日後の8月19日に執り行われた葬儀(国葬)において、式を終えて涙を拭いながら青瓦台へ戻る軍服姿の朴の映像が日本においても配信され、日本からは田中角栄首相(当時)が出席した。その際、田中の「えらい目に遭われましたね」という言葉に、大統領は非常に憤慨したと言われている。

加えて、8月29日に木村俊夫外相(当時)が、国会答弁の中で「客観的に見て、韓国には北朝鮮による脅威はない」と述べたことで、かねてから日本国内で引き起こされた金大中事件に対する日本からの非難を受けたことにより鬱積していた反日感情が一気に爆発、連日日本大使館前には抗議のデモ隊が押し寄せ、9月6日には群衆が日本大使館に乱入し日章旗を焼き捨てる事態にまで発展した。その後急速に関係は悪化し、国交断絶寸前にまで至った。

事態を見かねた日本政府は、9月19日に自民党親韓派の重鎮として、韓国国内でも評価の高かった椎名悦三郎副総裁(当時)を政府特使として訪韓させ、日韓の友好関係を改めて確認することによって、両国間での問題決着がはかられた。

朴は椎名特使との面談の席上で、 「日本政府が私達を友邦と考えるなら、喪中にある大統領一家や国民が悲しみと怒りに満ちているこの時に…」とし、 「日本が引き続き、こんな風な姿勢を取れば、友邦とは認められないのではないか」、 「(日本の姿勢は)政治と外交、法律に関係なく、東洋の礼儀上、ありえない事」、 「日本外務省には秀才やエリート官僚が集まっていると聞いたが、どうやってこのような解釈ができるのか」など、激しい言葉で日本を糾弾した

退出した椎名特使は、「長い公職での人生で、これほど罵倒されたことはなかった」と憤懣やるかたない表情で語り、付き添っていた金鍾泌国務総理があわててなだめる一幕もあったという。



大統領の立場にありながら外交の場でこれほどなら、家庭内でどれほど日本への不信感や恨み言を述べていたか……

当時のパク・クネ大統領が、母親を殺された境遇でこうした事を見聞きしていたのなら、日本には決して良い感情は無いんじゃないかと思いますね。

ましてや、大統領就任前から「父親の朴正煕元大統領は、日帝強占時に『高木正雄』と日本名を名乗り日本軍に所属し、戦後ははした金を受け取るために日本と過去の清算を“正しく”清算しないまま国交を結んだ反民族・親日派ニダ。パク大統領も・・・」と言われているのですから、日本と友好関係をより築こうと動くことを期待するほうがおかしいですね。





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コールドキャスト製胸像 ジャギ