日本の与党、出版社に“教科書歪曲”圧迫?
(聯合ニュース 韓国語 2013/05/30)



日本与党自民党が教科書出版社の関係者たちを呼んで日本軍慰安婦の記述を問題にするなど、圧迫性の質問を行ったと朝日新聞が30日、報道した。

教科書検定基準の改正問題などを議論する自民党の作業チームは28日、教科書出版社の社長と編集責任者を党に呼んで教科書の編集方針などを尋ねた。

自民党議員約45人が1時間20分間、非公開で東京書籍、実教出版、教育出版ら3社の社長と編集責任者を据えて、南京大虐殺、軍慰安婦などの事案をどんな基準で記述するのか追及した

自民党は教科書発行部数が多い会社を呼んだと説明した。

作業チームの責任者である萩生田光一衆議院議員が「教育基本法や学習指導要領が(愛国心を強調する方向に)変わっただけに教科書の記述も変わると期待したがそうではなかった」として「より良い教科書を作るためにどんな考えをしているのか聞かせてほしい」と話したのを始め、議員の質問が続いた。

ある議員は「南京事件(南京大虐殺)は事件自体がなかったという主張を含めて犠牲者数を巡り様々な主張がある」として「なぜ『十数万人』や『30万人』という主張だけ紹介しているのか」と尋ねたし、

他の議員は「慰安婦について旧日本軍の強制性を示唆する強い表現を含む理由は何か」と問い詰めた


独島などの領土問題、原子力発電所稼動の正当性に対する表現を巡っても「経緯の説明が足りない」とか「偏っている」と圧迫したことが分かった。

出版社側は「学習指導要領に則り記述し、検定を受けている」とか「学説の状況を考慮して『定説』と考えられる事柄を記述している。執筆者も専門的な知識と均衡を備えた人を選んでいる」と説明した。

3社の幹部は会が終わった後、一様に硬い表情で取材陣の質問に「ノーコメント」と話した後、口を閉じた

これに対して自民党関係者は「出版社に圧力をかける考えはない」と説明した。しかし、萩生田議員は会の後、取材陣に「(学習)指導要領の範囲を狭めれば(教科書)記述を直すことができそうだと感じた」と話したことが分かった。

自民党は安倍晋三首相が去る4月、国会で「(教科書)検定基準に教育基本法の精神が反映されていない」と答えた後、党内に作業チームを設置して専門家の意見を聞くなど歴史教科書の修正議論を行っている。自民党は特に中日戦争や太平洋戦争を巡る“自虐史観”が目立っていると不満をあらわしている。

自民党は「学説で確定した事以外は本文に書かないようにする」という基準を設定し、南京大虐殺を教科書の本文から除外する案を検討している。また、検定基準で韓国、中国などの侵略被害国の心情を配慮するよう規定した『近隣諸国条項』をなくし、各教育委員会の教科書選択基準や、検定委員の選定方法まで具体的に決めるなどの内容を参院選の公約に入れ、近いうち安倍首相に提出する予定だと新聞は伝えた。(機械翻訳 若干修正)



自民、教科書会社を聴取 検定見直しへ慰安婦記述など問題視 「圧力かける意図ない」
(朝日新聞 2013/05/30)

教科書検定の見直しを検討している自民党の部会が28日、教科書出版会社の社長らから編集方針などを聴いた。教科書の記述内容をめぐり、南京事件や慰安婦問題などの質疑が続いた。党側は「出版社に圧力をかける考えはない」と説明している。

「教育基本法や学習指導要領が変わり、教科書の記述が変わると期待したが、そうなっていない。より良い教科書を作るために考えを聞かせていただきたい」

部会主査の萩生田光一衆院議員のあいさつから質疑応答が始まった。出席したのは、東京書籍、実教出版、教育出版の社長や編集責任者ら。党によると、発行部数が多い主な社に要請し、3社が出席。自民党国会議員約45人も参加した。

教科書検定をめぐっては、安倍晋三首相が4月に国会で「検定基準に教育基本法の精神が生かされていない」などと答弁し、制度見直しを示唆。この後、党内に部会が設けられ、識者から意見を聴くなどして検討が続いている。

■領土問題・原発も

「南京事件の犠牲者数は事件自体がなかったという説も含めてさまざまある。なぜ、『十数万人』や『30万人』という説しか紹介しないのか」「慰安婦について、旧日本軍の強制性をうかがわせる表現が強い」

部会幹部などによると、この日の会合は非公開で約1時間20分続き、そうした質問が議員から相次いだという。竹島などの領土問題、原発稼働の是非に関する記述についても「経緯の説明が足りない」「偏っている」などの意見が出た。

出版社側は、「学習指導要領にのっとった記述をし、検定も通っている」「学説の状況から『定説』と考えられる事柄を記述している。執筆者も専門的な知識とバランスを備えた人を選んでいる」などと説明。3社幹部らは会合後の取材に対し、一様に硬い表情で「ノーコメント」などと言葉少なだった。

「指導要領の範囲を狭めれば、記述も正せるのではないかと感じた」。萩生田氏は会合後、報道陣にそう感想を話した。

■近隣条項廃止も

自民党がとくに問題視するのは、日中戦争や太平洋戦争などをめぐる「自虐史観」と呼ぶ記述。犠牲者数をめぐって諸説ある南京事件などを念頭に、「学説で確定したこと以外は本文に記述しない」などの項目を参院選公約に盛り込む検討をしている。

検定基準の中でアジア諸国への配慮を義務づけた「近隣諸国条項」の廃止も掲げる方針だ。

部会は、参院選前に中間まとめを安倍首相に出す予定。各教育委員会による教科書の選択や、検定をする委員の選び方などにも言及するとみられる。



朝日新聞以外記事にしていない?

最近「ご注進メディア」として忘れかけられていましたが、面目躍如ですね。




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