文化財を元の席に戻すことは植民地の過去の歴史治癒する過程
(中央日報 2013/04/28)



日本宮内庁の朝鮮王室儀軌(2011年)、東京大学が所蔵した朝鮮王朝実録五台山本(2006年)。

私たちが光復(解放)以後、日本から還収してきた代表的文化財だ。この文化財を取り戻すのに京畿道南揚州市の奉先寺のへムン僧侶(40)の功労が大きかった。彼は2006年から『朝鮮王室儀軌還収委員会』と『朝鮮王朝実録還収委員会』所属として日本を40回余り行き来して還収運動を行ってきた

その功労で昨年、政府から国民勲章木蓮章を受けた

2006年には海外文化財還収運動市民団体である『文化財自分の位置取り戻す』を作った。彼の次のターゲットは“小倉コレクション”だ。特に高宗皇帝のものと推定される朝鮮帝王の兜と鎧に集中している。昨年、『朝鮮王室甲冑委員会』を組織した後、東京国立博物館を粘り強く説得して兜・鎧の特別閲覧と一般公開方針を引き出した。

多くの略奪文化財のうち大韓帝国皇室の甲冑に集中する理由は

「帝王の兜と鎧は王朝時代の最高の軍統帥権者の象徴だ。国の自主性も示す。現在、国内に朝鮮帝王の兜・鎧が残っているものがない。象徴的意味が大きいだけでなく文化財としての価値も高い。」

-小倉コレクションの一部だけ取り戻そうという話なのか。

「すべてを持ってくるのが一番良いが、現実的には難しい。小倉コレクションのうちで朝鮮帝王の兜・鎧、金冠塚出土文化財、昌寧出土文化財など贓物や盗掘品である可能性が大きいものから返還を要求している。」

-不法取得・搬出経緯を明らかにすることは容易ではないだろう。

考古学の発掘で出てきた文化財は盗掘の可能性が大きい。1965年に締結された韓日文化財および文化協力に関する協定とは別の問題だ。アメリカLAのゲティ美術館は紀元前300~400年に製作されたテラコッタ‘ハデス’頭像が盗掘品という事実を知って、今年1月にイタリア,シチリアに送り返すことに決めた。」

還収要求よりは日本側と共同研究を進めながら時間をかけて善意で問題を解かなければならないという意見もある

「そうした方々の意志は尊重する。しかし、今まで日本が善意で返した文化財がどれ程になるのか。朝鮮王朝実録や朝鮮王室儀軌は私たちが返してもらわなければならない合理的で正当な理由を日本側に粘り強く伝えたことで還収ができた。日本が先に自分たちの誤りを悟るようにすることが重要だ。」

-小倉コレクションは私たちが解放直後から還収を要求した。

「小倉コレクションを収集した小倉武之助は日帝時の財力ある企業家であった。莫大な財産で全国の盗掘犯をそそのかして私たちの重要文化財を強奪した。あまりにも悪名が高く、奪われた文化財の象徴のように見なされるのだ。」

-外務省文書によれば、1960年代の韓日会談時、日本政府が小倉コレクションの一部を購入して韓国に渡す意向もあった。それでもなぜ受け取ることができなかったのか。

「当時、わが政府が日韓基本条約を早急に締結して経済開発資金を受け取ることにだけ関心があった。外交的失敗だ。本当に良い機会を逃した。残念だ。」

-団体の名前に‘還収’の代わりに‘自分の位置取り戻し’を入れた理由は。

「文化財還収運動は植民地を経験した国々が過去の歴史を治癒する過程だ。私たちは文化財を還収することに終わらず、なぜ戻ってこなければならないのか、どのような意味をこめなければならないかも共に悩んでいる。」

-アメリカ・イギリス・フランスなど過去の帝国主義国家は略奪文化財について「私たちのおかげで文化財がちゃんと保存された」と主張する。

「道徳な話だ。日本が奪った朝鮮王朝実録五台山本の場合、1923年の関東大地震時に大多数が燃えてしまった。しかし、私たちが保管した鼎足山本と太白山本は6・25戦争でも保存された。外圭章閣儀軌はフランスで価値をまともに認められることができなかった。詭弁だ。」

小倉コレクションを還収するためには何が必要か

何よりも韓国政府が小倉コレクションの返還を要求する立場を明確にはっきりしなければならない。搬出過程に対する調査も進めなければならない。

2015年であれば日韓基本条約締結50周年だ。文化財だけでなく強制徴用賠償、従軍慰安婦など新しい問題について両国政府が議論を新たに始めなければならない。

小倉コレクションは‘韓日関係2.0’の象徴だ。日本政府も明確にそのように認識するだろう。

機会が訪れてきたわけだ。私たちがためらう場合、北朝鮮が北日修交交渉を行う時に要求する可能性がある。小倉コレクションのなかの一部は北朝鮮地域から持って行ったためだ。」(機械翻訳 若干修正)



 東京国立博物館 朝鮮半島文化財を多数公開
(聯合ニュース 2013/01/14)

東京国立博物館が「小倉コレクション」に含まれる朝鮮半島の文化財を多数公開し関心を集めている。

韓国で文化財返還運動を展開している僧侶の慧門(ヘムン)さんによると、東京国立博物館は東洋館を今月2日にリニューアルオープンし、朝鮮半島の展示コーナーを以前の約2倍に広げた。東洋館は2009年6月から休館し耐震改修工事を行っていた。

朝鮮半島の展示コーナーには現在テーマ別に約250点の文化財が展示され、このうちの約130点に「小倉コレクション保存会寄贈」と記されている。以前は同コレクションが含まれた文化財を多くても数十点公開するだけだったが、リニューアルに伴い公開展示数を大幅に増やした。

同コレクションの朝鮮半島文化財の中には、慶州にある新羅時代の古墳、金冠塚の遺物8点や全羅南道・華厳寺の遺物、朝鮮王朝時代の儒学者、退渓李滉の書などが含まれている。金冠塚は1921年、朝鮮総督府により発掘され、遺物が同コレクションに含まれた経緯は明らかになっていない。

同コレクションは日本の植民地時代に南鮮合同電気の社長などを務めた日本人事業家、小倉武之助氏(1870~1964)が1910~1950年代に朝鮮半島全域で収集した1000点に及ぶ文化財。金官伽耶をはじめとする重要遺物が多数含まれている。

韓国政府は1965年の韓日基本条約締結前に行われた文化財返還交渉で同コレクションに含まれる文化財の返還を求めたが、当時は「個人の財産」という理由で返還対象から除外された。

小倉氏の死去後、子息が1982年に東京国立博物館に寄贈した



韓国の勲章↓。「無窮花大勲章」以外は各5等級。


勲章 wikipedia

無窮花大勲章:大韓民国の最高勲章であって大統領に授与し、大統領の配偶者・友邦元首及びその配偶者又は韓国の発展及び安全保障に寄与した功績が明確な前職友邦元首及びその配偶者にも授与される。
建国勲章:大韓民国の建国に功労が明確で、又は国基を強固にすることに寄与した功績が明確な者に授与される。
国民勲章:政治・経済・社会・教育・学術分野に功績を立てて国民の福祉向上及び国家発展に寄与した功績が明確な者に授与される。
1等級 : 無窮花章
2等級 : 牡丹章
3等級 : 冬柏章
4等級 : 木蓮章
5等級 : 石榴章
武功勲章:戦時又はこれに準ずる非常事態下において戦闘に参加し、明確な武功を立てた者に授与される。
勤政勲章:公務員(軍人・軍属を除く)としてその職務に精励して功績が明確な者に授与される。
保国勲章:国家安全保障に明確な功を立てた者に授与される。
修交勲章:国権の伸張及び友邦との親善に貢献が明確な者に授与される。
産業勲章:国家産業発展に寄与した功績が明確な者に授与される。
セマウル勲章:セマウル運動を通じて国家社会発展に寄与した功績が明確な者に授与される。
文化勲章:文化芸術発展に功績を立てて国民文化向上及び国家発展に寄与した功績が明確な者に授与される。
体育勲章:体育発展に功績を立てて国民体位向上及び国家発展に寄与した功績が明確な者に授与される。
科学技術勲章:科学技術発展に寄与した功績が明確な者に授与される。



お寺の知名度もあがって、自尊心も満たせるのですから、もう真面目に宗教活動なんてする気ないんでしょうね。




大人の博物館
4584166277

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