(時事通信 2024/03/29)
 北朝鮮の崔善姫外相は29日、朝鮮中央通信を通じ、「日本によるいかなる接触の試みも許さない」とする談話を発表した。

李竜男駐中国大使も、日本側が28日に接触を提案してきたと暴露した上で、これを拒否するとの立場を表明した。25、26両日に出された金与正朝鮮労働党副部長による談話に続き、日本への揺さぶりを強めているもようだ。

 崔氏は、岸田文雄首相が拉致問題の解決に向け努力する立場を明らかにしていることに言及。「解決することのない問題に執着し、こだわる理由が理解できない」と不快感を示した。その上で、「日本がわれわれの主権行使を妨害し、干渉することに対しては常に断固として対応する」と強調した。

 一方、李大使によると、在中国日本大使館の関係者が28日、北朝鮮大使館の参事に電子メールで接触を提案してきたという。李大使は「われわれが日本側と会うことはない。どんなレベルであっても会うことはないとの立場を改めて明確にする」と述べた。


(TBS NEWS DIG 2024/03/29)

北朝鮮の崔善姫外相が北朝鮮は「拉致問題を解決することもなく努力する義務もなく、意思もない」とする談話を発表しました。

北朝鮮の崔善姫外相は29日、朝鮮中央通信を通じ発表した談話で、岸田総理が「北朝鮮との諸懸案解決のために従来の方針の下、引き続き努力を続けていきたい」と述べたことについて、「解決することのない問題に執着し、最後まで固執する理由を理解することができない」と批判。そのうえで、「日本の言う拉致問題に関して解決することもなく、努力する義務もなく、そうする意思も全くない」と突き放しました。

さらに、崔善姫外相は「日朝間の対話は我々の関心事ではなく、日本のいかなる接触の試みも許さない」と強調しています。