(日本経済新聞 2024/03/08)
オリンパスは8日、韓国の医療機器メーカー、テウンメディカルの全株式を売却すると発表した。買収前の資産査定で分からなかった製品に関するデータが新たに判明し、契約の条件を満たさないと判断した。

テウンは消化器科処置具を手がける医療機器メーカーで、オリンパスは1月に2億5550万ドル(約380億円)で子会社化していた。買収後2年間の収益などに応じ、最大で1億1450万ドルを追加で支払う契約だった。

オリンパスはテウンの買収前に、製品の性能などのデータを提供されていた。買収完了後に判明したデータが、事前に得たものと矛盾していたことが分かり、テウンの元株主に取得時の価格で売却することになった

2024年3月期の連結業績に与える影響は軽微と想定している。

(オリンパス 2024/03/08)

当社は、2024年1月24日付で韓国の医療機器メーカーTaewoong Medical Co., Ltd.(以下「TaewoongMedical」)の株式取得による子会社化を公表しましたが、Taewoong Medicalの元株主との合意に基づき、株式取得契約を解除することを2024年3月7日に決定いたしましたのでお知らせいたします。

1.契約解除の経緯

Taewoong Medical 製品に関するデータに不適合があること(以下「本事実」)が、クロージング後に判明しました本事実は、クロージング前に当社が取得可能な表明保証されたデータと矛盾しておりました。当社は、本事実をクロージングの条件に適合しない事実であると判断し、両当事者合意の上で、株式取得契約を解除することとしました。

2.今後の見通し

本契約解除により、Taewoong Medicalの元株主は、当社から支払われた株式取得対価を返金し、当社はTaewoong Medicalの全株式を返還いたします

本契約解除が当社の連結業績に与える影響については軽微と想定しています。今後開示すべき事象が発生した場合は、速やかに開示いたします。