(聯合ニュース 2023/01/17)
 韓国初の国産超音速戦闘機KF21(通称「ポラメ=若鷹」)の試作1号機が17日、超音速飛行に初めて成功した。防衛事業庁が発表した。

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 同機は同日午後、南部・南海の上空4万フィート(約1万2000メートル)を飛行。初めて音速を超えた。

 KF21は2000年11月に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が開発を宣言。21年4月に試作1号機が出庫され、22年7月に初の試験飛行に成功した

米国との技術協力で開発された国産の高等練習機T50は03年に音速を突破したが、純国産の航空機が音速を突破したのは今回が初めて

 防衛事業庁によると、超音速飛行に成功したことで、KF21の機体が音速領域で構造的に安定していることが確認された。今後KF21は音速領域での高度・速度をさらに高めながら、超音速区間での飛行の安定性を検証する。

 李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は「ついに国内技術で開発した初の超音速航空機を保有する歴史的な成果を収めることができた」と評価した。

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