(時事通信 2023/01/12)
 野田聖子衆院議員の夫で、会社役員の文信氏(55)が12日、警察庁に自身を元暴力団員とする虚偽情報を漏えいされ、週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、国に1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

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 訴状によると、週刊文春が2017年と18年に「(野田氏の)夫は元暴力団員」などと報じ、文信氏が発行元の文芸春秋を訴えたが、敗訴。この訴訟で、当時の編集長が警察庁幹部から文信氏の前歴照会情報を入手していたと明かし、警察庁内部文書とする「暴力団個人ファイル」が証拠提出された

 原告側は暴力団組織に所属した事実はないにもかかわらず、虚偽の情報漏えいで名誉を傷つけられ、プライバシー権を侵害されたと主張。同庁内部文書の開示を求める訴えも起こした。

 東京都内で記者会見した文信氏は「事実ではないことが報道された。名誉を挽回したい」と述べた。野田氏も同席し、「家族として支えていきたい」と語った
 警察庁の話 訴状が届けば適切に対応する。


(毎日新聞 2023/01/12)

 警察庁幹部の違法なリークで週刊文春に暴力団員だったと虚偽の記事を報じられたとして、野田聖子衆院議員の夫の文信氏(55)が12日、国に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。文信氏は同日、東京都内で記者会見し「自分は(暴力団の)組織には所属していない。名誉を挽回したい」と述べた。

 文春は2017年9月と18年7月、文信氏が暴力団員だったなどとする記事を掲載。文信氏は同年8月、暴力団に所属した事実はないとして文春側に1100万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。この訴訟で東京高裁は22年2月、一部の名誉毀損(きそん)を認めて文春側に55万円の支払いを命じたが、文信氏が暴力団に所属していたとする点は「真実」と認定。同8月に最高裁で高裁判決が確定した

 訴状によると、この訴訟の中で文春側は、警察庁幹部から文信氏が暴力団に所属していたとする情報提供があったと説明。しかし、高裁判決後に文信氏側が記事で示された暴力団の元組員に聞いたところ、文信氏は所属していなかったと証言したという。文信氏側は「文春の取材に応じた警察庁幹部が虚偽の情報を伝えた」などと主張している

 警察庁は「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としている。【遠藤浩二】

2022年08月10日
2021年09月18日