(産経新聞 2022/12/16)

【北京=三塚聖平】中国外務省の汪文斌報道官は16日の記者会見で、日本の新たな安全保障関連3文書について「中国への中傷に断固として反対する」と反発した。中国側として「外交ルートを通じて日本側に厳正な立場を表明している」と説明した。

安保3文書で、軍備増強を進める中国の動向を「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と記したことを念頭に、汪氏は「日本側は事実を顧みていない」と批判。「中国は一貫してアジア太平洋と世界の平和と安定の維持に尽力している」と主張した。

また、日本側に対して「アジア近隣国の安保上の懸念を尊重し、軍事、安保分野で言動を慎むよう改めて促す」と求めた。さらに「中国の脅威を誇張することで、自らの軍事力強化と武力拡張の口実を作る企てが目的を達することはない」と非難した。