(聯合ニュース 2022/11/22)

 韓国政府は22日、世界6番目となる南極内陸基地の建設や次世代砕氷研究船の建造などを盛り込んだ「第1次極地活動振興基本計画」を閣議決定した。

 計画によると、政府は2030年までの南極内陸への基地建設を目指し、27年までに基地の候補地を選定する。現在、南極の内陸部には米国、ロシア、日本、フランス・イタリア(共同)、中国が設けた五つの基地がある

建設する基地は「世宗科学基地」「張保皐科学基地」に続く韓国の三つ目の南極基地ともなる。

 人の手が入っていない南極内陸部は研究価値が高いが、探査するにはクレバス(氷河の割れ目)を避けるといったハイレベルな技術が必要になる。

 100万年前の空気が閉じ込められている氷河の深部や、氷床の下にある氷底湖のボーリング調査にも挑む。これにより過去の地球の気候変動や未知の生命体が存在する可能性を調べる。

 2774億ウォン(約290億円)を投じ、26年までに次世代砕氷研究船(1万5000トン級)を建造する計画も立てた。

 同船は厚さ1.5メートルの氷を割ることができ、厚さ1メートルまで砕氷可能な韓国の砕氷研究船「アラオン」が入れなかった北緯80度以上の高緯度北極海に到達できるとみられる。これを活用し、政府は27年からアジアで初めて北極点を含む高緯度北極海の国際共同研究を主導する計画だ。

 極地環境の変化は地球の気候に直接影響することから、関連研究を強化する。

 北極の解氷を観測する超小型衛星を25年までに開発するほか、南極の氷河が解ける原因を解明し、2100年までの長期的な海水面上昇のシナリオも研究する。

 海洋水産部の趙承煥(チョ・スンファン)長官は「政府は基本計画を滞りなく実行して気候変動に対応し、先端技術を開発する鍵を探し出す」とし、極地活動を先導する国を目指すと表明した。


1998年 セジョン(世宗)基地    南極海の島(キングジョージ島)
2014年 チャン・ボゴ(張保皐)基地 南極大陸沿岸(ビクトリアランドのテラノバ湾)

(KBS 2014/02/17)

韓国第2の南極基地、「張保皐(チャンボゴ)科学基地」が先週12日、完成しました

1988年に南極キングジョージ島に「世宗(セジョン)科学基地」を開設して以来26年ぶりです。

現在、南極に基地を置いている国は、およそ30か国で、韓国は、南極に複数の常設基地を持つ10番目の国となりました

韓国は、1988年に南極半島の北の島に世宗基地を設置し、2002年には、北極に「茶山(タサン)科学基地」を開設しています。また、2009年には韓国初の砕氷船である「アラオン号」が進水し、現在活動中です。

そして、先週、張保皐基地が完成しました。

張保皐基地は、今後、氷河、隕石、オゾン層など南極でしかできない研究を重点的に行うことになるものとみられます。

張保皐基地は、科学研究基地としてだけでなく、将来の世代に地球の資産を残す前進基地としての期待も高くなっているほか、極地研究を通じた国際社会への貢献も重要な役目となっています。


あいかわらず、どの分野でも「世界〇番目」が好きですね。