(中央日報 2022/10/31)

韓国政府が来月6日に開催される日本海上自衛隊創設70周年観艦式に韓国海軍艦艇を派遣することに対して「旭日旗敬礼」という批判が出ると、朴振(パク・ジン)外交部長官は「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権では日本海上自衛隊艦艇が韓国海軍との親善行事のために自衛艦旗を掲揚した状態で仁川(インチョン)港に入港している」と明らかにした。

朴長官はこの日、国会外交統一委員会全体会議で李在汀(イ・ジェジョン)共に民主党議員がこうした批判があるを指摘すると、「自衛艦旗が周辺国をはじめとする国際社会でどのように認識されているのかを我々が十分に知る必要がある」とし、このように話した。

続いて「参考に話すと、韓国と日本は過去の金大中(キム・デジュン)政権当時を含めて観艦式に相互参加したことがある」とし「総合的に考慮して政府が判断したと考える」と述べた。

朴長官は「政府としては、過去に日本が主管した国際観艦式に2回参加した前例、また国際慣例を総合的に考慮して判断した」とし「また、北がで相次いで挑発をしているため、韓半島(朝鮮半島)周辺の厳重な安保状況を考慮して決めた」と説明した。


(朝鮮日報 2022/10/28)

〇韓国政府「北朝鮮の核の脅威に対抗するために決定」
  
 来月6日に日本の神奈川県相模湾で開催される観艦式について、韓国政府は27日に韓国海軍艦艇の派遣を決定した。日本の海上自衛隊が太平洋戦争当時の日本の軍旗(旭日旗)とほぼ同じ模様の海上自衛隊旗を使用する問題など、韓国の政界では観艦式への参加を巡って議論が起こっていたが、今回韓国政府は参加の決定を下したのだ。ある韓国政府高官はこの日、本紙の取材に「今日開催された国家安全保障会議(NSC)定例常任委員会の会議で韓国海軍による日本の観艦式参加を決めた」と伝えた上で「北朝鮮の核の脅威に対抗する最大の武器は韓国、米国、日本の安全保障協力になることが理由」と説明した。

 日本は今年1月に韓国など太平洋地域の友好国海軍に観艦式への招待状を送っていた。韓国政府は今回の観艦式に戦闘艦ではなく最新鋭の昭陽(ソヤン)級軍需支援艦「昭陽」(1万1000トン)を派遣する。大領(大佐)が艦長を務める乗組員137人の昭陽は今月29日に鎮海港を出港し、来月1日に日本の横須賀港に入港する予定だ。今回の国際観艦式には米国、オーストラリア、インドの(日本を含む)4カ国の安保協議体「クアッド」のメンバー国をはじめニュージーランド、フランス、カナダ、マレーシア、パキスタン、シンガポール、タイ、英国など10カ国以上が参加する予定だ。

 韓国海軍艦艇による日本の観艦式参加は金大中(キム・デジュン)政権当時の2002年が初めてで、その後は朴槿恵(パク・クンヘ)政権当時の2015年にも参加した

また1998年[10月12日〜17日 キム・デジュン政権]と2008年[10月5日〜10日 イ・ミョンバク(李明博)政権]には日本の海上自衛隊が韓国の観艦式に参加した。これまで韓日両国の観艦式参加に大きな問題はなかったが、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後は反日感情が政治に利用され、また旭日旗問題が浮上したことで韓国政府は観艦式への参加を見合わせていた。盧錫祚(ノ・ソクチョ)記者

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