(中央日報 2021/06/18)

来年8月、世界的な自動車企業の電気自動車マシンがソウルの都心を疾走する

ソウル市は18日、「来年8月13-14日、ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場一帯で世界電気車競走大会(ABB FIA Formula E World Championship)ソウル大会(Seoul E-Prix 2022)が開催される」と明らかにした。

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▲フォーミュラEワールドチャンピオンシップソウル大会のグローバル広報大使を務めるBTS [写真 フォーミュラEソウル組織委員会]


フォーミュラEは、急成長する電気自動車の先端技術を楽しむことができるレーシング大会だ。世界最高峰の自動車レース「フォーミュラ1(F1)」の電気自動車バージョンと見ることができる。F1マシンの外観に似た高性能電気自動車マシンが世界主要都市の真ん中で速度と技術を競う。今季参加中の12チームのうちメルセデスベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ、ジャガーなど10チームが自動車メーカー所属だ。参加チームに韓国のブランドはないが、世界的な電気自動車製造技術を保有するだけに参加への期待が高まる雰囲気だ

FIA規定に基づくフォーミュラEマシンの最高速度は時速280キロ。停止状態から時速100キロに到達するのにかかる時間は2.8秒。電気自動車技術の発展を受け、さまざまな追加アップグレードが進行中だ。現在は第2世代マシンがレースに使用されるが、2022-23シーズンから性能を大幅に向上させた第3世代マシンが投入される。昨季基準でフォーミュラEの世界視聴者数は約4億人で、F1(約6億人)を急速に追い上げている

フォーミュラEの韓国開催は今回が初めて。当初、昨年5月にソウル大会が開催される予定だったが、新型コロナのパンデミックで延期された。来年8月の大会は2021-22シーズンの最終戦で、事実上、優勝チームが決まる決勝戦になると予想される

ソウル市は大会の前後を合わせて選手や運営関係者など大会関係者だけで2000人以上がソウルを訪問すると見込んでいる。フォーミュラEを楽しむためにソウルを訪問する国内外の観光客のためにソウル観光祭り「ソウルフェスタ2022」を同じ期間(8月10-14日)に開催し、シナジーを最大化するというのがソウル市の構想だ。

大会組織委員会の関係者は「グローバル韓流スターのBTSが大会広報大使として参加している。フォーミュラE大会期間中はK-POP祭りなど多彩なイベントを準備し、スポーツを越えた文化フェスティバルとして進行する予定」と説明した。


開催を(ネタ的に)楽しみにしていた身としては朗報ですね。