(首相官邸 2020/12/25)一部抜粋して動画よりテキスト起こし

記者:共同通信のカサイです。話題変わりまして旧日本軍の従軍慰安婦問題の最終解決を謳った2015年の日韓合意から28日で5年になります。韓国側の政権交代の影響もございますが少女像の設置の動きが世界で活発化するなど解決から遠のいている現状について日本政府のご認識をお伺いします。

加藤勝信官房長官:慰安婦問題に対する日韓合意は、日韓両政府が度重なる交渉、努力の末にですね、5年前の2015年12月の日韓外相会談において合意がなされたものであり、慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決が確認されたものであります

また、同外相会談の直後に首脳間においても確認がなされ、韓国政府としての確約を取り付けたとこでもあります。この合意に基づき日本政府は和解癒やし財団に対する10億円の拠出など、その合意内容を着実に実施をしたところであります。

韓国政府は日本政府の実施する措置に協力するとともに、在韓国日本大使館前の慰安婦像について適切に解決されるよう努力しなければならない、また第3国における慰安婦像についても韓国政府はこのような動きを支援してはならないともされています。

確かにこの間に政権が変わったということはありますが、日韓合意は政府と政府の合意でありますから、責任をもって実施されなければならないと思います

また、この合意は米国を含む国際社会からも高く評価されたものであり、合意の着実な実施は、これはわが国はもとより、国際社会に対する責務であるとも考えております

また、9月末にドイツ・ベルリンにおいて慰安婦像が設置されたこと、極めて残念であり、このような動きは日本国内の対韓感情を著しく悪化することにもつながるものと考えております。

日本は日韓合意の下で約束した措置をすべて実施をしており、国際社会が韓国側による合意の実施を注視している状況であります。日本としては引き続き韓国側に日韓合意の着実な実施を強く求めていきたいと考えております。


(外務省 2020/12/25)一部抜粋

共同通信 中田記者】2015年のですね、慰安婦問題に関する日韓合意について伺います。週明け28日に、合意から5年がたつのですけれども、この間のですね、今日に至る韓国の対応のご評価ですとか、今後、韓国に求めることに関する大臣のご所見をお願いいたします。
 
【茂木外務大臣】慰安婦合意に関する日韓合意、これは日韓両政府が大きな外交努力の末に、5年前の2015年12月の日韓外相会談における合意によって、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認したものであります。外相会談の直後に首脳会談においても確認をし、韓国政府としての確約を取り付けたものだと理解いたしております

 これはたとえ政権が変わったとしても、国同士の約束であります。日韓合意は責任を持って実施されなければならないと考えております。この合意につきましては、米国を含みます国際社会からも高く評価されているものでありまして、合意の着実な実施、これは、我が国はもとより、国際社会に対する韓国の責務でもある、このように考えているところであります

 日本としては、日韓合意の下で約束した措置、全て実施をしてきております。国際社会が韓国側によります合意の実施を注視している状況でありまして、日本としては、引き続き、韓国側に日韓合意の着実な実施を強く求めていきたいと思います。