(中央日報 韓国語 2020/11/24)

日本外務省内で韓国業務を担当するアジア大洋州局長が韓国通の人物で交代する。

〇船越外務省審議官、局長に任命
〇2013年に駐韓日本大使館政務公使務める
〇バイデン時代、韓・米・日関係に精通した人物抜擢

24日、日本政府は船越健裕(55)外務省官房・総合外交政策局審議官をアジア大洋州局長として発令した。兵庫県出身で京都大を出た船越新任局長は、外務省国家安保担当内閣審議官であった去る7月から安倍晋三前総理の事務秘書官として仕事をした。

外務省のアジア大洋州局長は、日帝強占期の強制徴用者賠償判決問題、福島原子力発電所汚染水放流問題など、両国間の敏感な事案を韓国外交部[省に相当]のアジア太平洋局長と共に最前線で解決する役割を担う。

外交界では悪化した両国関係に突破口を設けなければならない時期、該当席に韓国通の人物を任命したことをめぐって、日本政府が関係改善の意志を示したのではないかという話も出ている

船越新任アジア大洋州局長は、2013年に駐韓日本大使館政務公使を務め、独島問題と関連、韓国政府に常連で招致された人物だ

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▲2013年8月、日本政府の独島世論調査に抗議するために招致された船越当時駐韓日本大使館政務公使がソウル市都染洞の外交部庁舎に入っている。

日本の集団的自衛権行使容認決定の論議が真っ最中だった2014年には、日本国家安全保障会議(NSC)事務局である内閣官房(総理室)国家安保局(NSS)所属参事官として2度来韓し、日本政府の立場を説明することもした。

チン・チャンス世宗研究所首席研究委員は今回の人事について「菅内閣発足後、外交政策の中心軸が首相官邸かた外務省に回帰している状況で、船越局長を任命したことは、アメリカのジョー・バイデン時代を迎え、韓・米・日関係をよく知る人を前に出して対応するという意味と読める」と解説した。

ただし、外務省局長一人によって韓日関係改善を期待するのはうかつな判断という分析も出ている。東京のある外交消息筋は「これまでの韓日関係の経緯についてよく知るだけに、より慎重になる可能性が高い。関係改善の意志がある人事だと断定してはいけない」と述べた。

昨日、駐日韓国大使としてカン・チャンイル[姜昌一]前韓日議員連盟会長が任命されたことについても、日本政府は論評を避けた。加藤勝信,官房長官はこの日の記者会見で関連質問が出ると「外国政府の人事であり、コメントは差し控えたい」としながら、強制徴用問題について「引き続き韓国側に適切な対応を強く求めていく」と明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


>2013年8月、日本政府の独島世論調査に抗議するために招致された船越当時駐韓日本大使館政務公使

これ↓ですね。
2013年08月02日