(聯合ニュース 韓国語 2020/11/19)

日本の言論人[ジャーナリスト]の中で慰安婦問題を最初に報道した植村隆(62)元朝日新聞記者が、捏造した記事を書いたと自分を誹謗してきた日本右翼要人などを相手に提起した名誉毀損に関する訴訟で最終的に敗訴した

共同通信によれば、日本最高裁判所(大法院)第2小法廷(裁判長 菅野博之)は19日、植村氏が自分の慰安婦関連記事を虚偽[捏造]だと誹謗した日本右翼言論人桜井よしこ氏(75)などを相手に謝罪広告の掲載と損害賠償を求めた訴訟で、原告の請求を棄却し、1,2審判決がそのまま確定した

進歩指向雑誌である『週刊金曜日』発行人兼社長である植村氏は、朝日新聞記者時代である1991年8月11日付紙面を通じて、慰安婦として連行されたキム・ハクスン[金学順]おばあさん(1997年死亡)の証言などに基づいて、日本軍慰安婦問題を暴露した。

彼が当時書いた『その時を思うと今も涙が、元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀ぶりに重い口を開く』[思い出すと今も涙 元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く]という題名の記事は、潜伏していた慰安婦問題が韓日両国間の外交争点に浮上する契機になった。

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▲2014年4月27日、植村隆元朝日新聞記者が日本法曹記者クラブで慰安婦被害者であるキム・ハクスン(1997年死亡)おばあさんの証言に基づいて作成した1991年8月11日付朝日新聞の記事のコピーを見せている。当時の記事にはキムおばあさんの実名は登場しない。植村氏は韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)の被害者調査の際にキムおばあさんが証言した内容が入った録音テープを聞いて記事を書いたと明らかにした。[聯合ニュース資料写真]

被告側である桜井氏は、植村氏が記事の内容で日帝の女子挺身勤労令による『女子挺身隊』と慰安婦を関連付けて報道するなど、一部事実を歪曲したと主張しながら人身攻撃を続けた。

これに対し植村氏は2015年、桜井氏の虚偽主張で自分の名誉が毀損され、家族まで右翼勢力の脅威に露出したとし、札幌地方裁判所(地方法院)に桜井氏と彼女の主張を扱った『週刊新潮』など3社の出版社を相手に訴訟を提起した。

植村氏は、桜井氏が本人を相手にした確認取材を経ないまま、事実に基づかない誹謗性の主張を展開したと強調した。

札幌地方法院はしかし、2018年11月の1審判決で、公共の理解と関連した事案であり、違法性はないという趣旨で原告の請求を棄却した。

植村氏は今年2月あった控訴審判決でも自分の請求が棄却されたため上告したが、ついに勝訴に至らなかった。

一方、植村氏は雑誌社『文藝春秋』と麗澤大学の西岡力客員教授を相手に東京地方裁判所に提起した同じ趣旨の訴訟でも2審まで敗訴の判決を受けている。(機械翻訳 若干修正)


韓国メディアでほとんど取り上げられてないようですね。もう用済み?