([韓国]毎日新聞 韓国語 2020/10/18)

「赤ちゃんの初教育用として有名な製品なのに、どう見てもそのまま花というには、旭日旗の姿ととても似ていて不快です。パパである私はすっかりあきれますね。」

大邱市北区のソ・ウォンボム氏(仮名・29)は、去る14日に配送された息子のおもちゃの包装を開けて驚いた。箱に堂々と描かれた旭日旗のためだ。該当製品はゼロ・乳児用の教育・遊具を販売するドゥドゥストーリー[doodoostory]の塔積むブロックで包装ボックスには数字の『4』とともに花と魚が描かれていた。この中で最も大きな花の形が日本が過去にアジア諸国を侵略する時に使用した旭日旗と似ていた

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▲ゼロ・乳児教育・遊び教材で発見された旭日旗模様。日差しを表現する光も16で旭日旗と一致する。

※参考
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ソ氏はこの製品が1歳前後の赤ちゃんの感覚発達、教育用としてオンラインでも高い人気を集めていることを勘案すれば、論議の余地が大きいと吐露した。彼は「旭日旗の日差しを表現した光の数まで16条で完全に一致する」とし「どうしてこのような花の形が良いのか。気分が悪い」と声を高めた

該当の絵の旭日旗疑惑提起は、ソ氏だけではない。去る4月、慶北地域のある育児コミュニティでも該当製品が旭日旗と似ているという掲示物が登録された。当時掲示者は「とても似ているように見えるが、私だけが不快なのか」とし「韓国の会社なのか日本の会社なのか分からない」と訴えた。

国内有名オンライン育児コミュニティでも昨年5月に同じ疑惑が提起され、「育児メーカーでそのような意図はなかったとしても、指摘して考えなければならない問題であるようだ」、「他でもなく子供たちの教具に、あの会社本当に情けない」、「歴史に関心が高く、日本へは旅行も行かないのにちょっとあれだね」」、「戦犯旗がユニクロの広告の一部分に使われても大騒ぎだったのに、これはコピーして付けた水準だ」など該当会社を糾弾する声が続いた。

16日、該当会社によれば、包装ボックスに描かれた絵は、イギリス人ベン・ニューマン(Ben Newman)のデザインだ。会社は有名デザイナーでもある原作者を尊重してそのまま使用したが、旭日旗を事前に認知することができなかったと釈明した

会社関係者は「該当製品の発売以来2年5か月の間、顧客3人が苦情を送ってきた」とし「不快な思いをした方には修正された絵のステッカーを製作して送った。意図したとこではないが誤解を招いて遺憾に思う」」と明らかにした。

引き続き「この製品の在庫がなくなる時点である来年4月を基点に、改訂版製作時に修正を反映して製品を再発売する」と明らかにした。

一方、旭日旗は日本の国旗である日章旗に広がっていく日差しを形象化したもので、太平洋戦争当時、日本がアジア諸国を侵略する際、陸軍、海軍旗として使用した旗だ。第2次世界大戦を起こしたドイツナチスのハーケンクロイツ模様と共に、旭日旗は日本の軍国主義と帝国主義を象徴する戦犯旗として通じる。

韓国をはじめとするアジア諸国が旭日旗に敏感に反応するのもこのためだ。ドイツは敗戦以後、ハーケンクロイツの使用を厳格に禁じているが、日本は国際スポーツ大会や日本国内の集会・デモなどではばかることなく旭日旗を使用しており、最近までも論議が絶えることなく続いている。(機械翻訳 若干修正)