(朝鮮日報 2020/10/17)

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)論説委員

 2006年に大学卒業クラスの4人が「筏橋の真実」というドキュメンタリーを作った。小説家・趙廷来(チョ・ジョンレ)氏のベストセラー『太白山脈』[1983年から1989年にかけて発表、全10巻]の中の主な事件の真偽を検証した作品だった。ドキュメンタリーは趙廷来氏のインタビューから始まる。「作家は真実だけを語らなければならない存在だ。小説の中の歴史的事実はすべて真実であり、読者はそれをすべて受け入れなければならない」。この小説で、パルチザンは人々の熱烈な歓迎を受け、住民たちは自ら入山してパルチザンになったと描かれている。だが、学生たちが小説の舞台である全羅南道宝城郡の筏橋に行って会った80代の老人たちは正反対の証言をした。「パルチザンたちは一晩で住民15人を銃殺したり、住民を山の中におびき出して殺したりした」と老人たちは言った。

 大学生の時、『太白山脈』を読んだ反米・親北朝鮮が流行していた当時の「必読書」でもあった。この小説の前半では、パルチザンは義賊のように描かれている。人民裁判にかけられた地主を無罪放免にする「寛大な人」であり、村では米一粒も略奪せず、地主の家から持ち出して人々に分け与える洪吉童(ホン・ギルトン=韓国の昔話のヒーロー)だ。一方、国軍や米軍は刀で良民の首をはねて見せしめにしたり、人を殺して快感を抱いたりする存在のように描写されている。読んだ当時に首をかしげた内容の多くが歪曲であることを知ったのは、後になってからだ。

 しかし、この本は700万部以上も売れて大ベストセラーになった。韓国軍の犠牲・献身を描いた映画は興行で惨敗し、人民軍パルチザンの闘争・活躍を描いた映画は大ヒットする世の中だ。犬が人をかんでも誰も関心を示さないが、人が犬をかんだら皆注目するのが大衆の心理なのか。

 12日、趙廷来氏が「登壇50周年記念記者懇談会」で「日本に留学したら無条件で親日派になる」「民族の精気のために歪曲(わいきょく)された歴史を正すために、反民特委(反民族行為特別調査委員会)を復活させなければならない。約150万人に上る親日派を断罪すべきだ」と述べた。 21世紀の大韓民国で誰が、なぜ親日派になるだろうか。150万人という数字も荒唐無稽(むけい)だが、この思考方式には狂気すら感じられる。

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 趙廷来氏の言葉通りなら、日本に留学した民族詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)も親日派になる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の娘が通った日本の大学は征韓論提唱者の理念を掲げようという学校だ。文大統領の娘は親日派の中の親日派であり、土着倭寇(わこう)の元祖であることになる。

そういう趙廷来氏は在家僧の息子だ。僧侶に結婚を奨励して肉食も許す在家僧は、帝国主義国・日本の仏教皇国化政策により流入した。日本に留学しただけでも親日派になるなら、日本の植民地政策のおかげで生まれた趙廷来氏は何者なのか。市民運動・学生運動勢力の反日商売・親日派商売に小説家まで割り込んできて、どうかしてしまったようだ。


2019年04月12日

>文在寅(ムン・ジェイン)大統領の娘が通った日本の大学は征韓論提唱者の理念を掲げようという学校だ。

今の国士舘は、1983年に日本に留学した韓国人が、2002年に教授になって、こんなこと↓を言いながら長年教授職を続けられるところですからねぇ・・・

2012年02月13日
2017年12月20日
2019年03月01日