(CBSノーカットニュース 韓国語 2020/10/14)

日本で開催される国際武器展示会[海洋防衛装備品の国際展示会]で旭日旗が含まれている広報物が製作されて堂々と配布されている中、これを修正してほしいという公式の要請にも主催側は沈黙で一貫している。

イギリス所在の『マスト コミュニケーションズ(MAST Communications)』は来る11月9日~11日、日本,東京で『マスト(Maritime/Air Systems & Technologies,MAST)アジア 2020』を開催する。マストは軍用船舶、艦船、空軍に対する兵器、または技術を展示して貿易をする国際武器展示会で、日本とアジア・ヨーロッパを行き来しながら交互に開催される。日本では去る2015年の初開催以来、4回目だ

問題は、これを宣伝しながら旭日旗を使用しているという点だ。『マスト アジア 2020』公式ホームページには、旭日旗を掲揚した戦艦の写真が入ったポスターが掲載されている。世界各国が集まる博覧会に旭日旗を何事もないように露出したのだ。

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▲『マスト アジア2020』ポスター

国内で海外博覧会エージェンシーを担当する会社所属の職員チョン某氏は、旭日旗を確認して去る9月と10月、ポスターと広報物の修正を要請するため、マスト側に数回連絡を取ったが、いかなる返事も聞けなかった

チョン氏はCBSノーカットニュースとの通話で「海外展示会DBを検収する途中、マストアジア2020展示会が開催されることを知り、博覧会のメインページに旭日旗が掲げられたポスターが露出していた」とし「展示関係者たちにメールを送ったし、電話に音声メッセージまで残した。(だが)返事がないため、ツイッターとリンクトインなど掲載されているすべての連絡先に連絡をする」と明らかにした。

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▲チョン氏がマスト側に送った旭日旗修正要請メール

引き続き「国内企業などの海外博覧会参加をサポートするサービスの特性上、博覧会で旭日旗が使用されていれば(博覧会参加代行)サービスをすることが難しく、韓国の情緒上、受け入れ難い」とし「初めは、知らずに掲載したという仮定の下に『旭日旗はナチス旗と同じ歴史的性格を有している』と説明したが、何の返事もなかった」と吐露した。

あわせて「(旭日旗使用が)日本は防衛産業と言えば第2次世界大戦の時に運用した帝国主義を誇示したがるし、防衛産業分野には極右勢力がたくさんいて(旭日旗が)使われたようだ。だが、展示主催社が旭日旗を使うのは問題がある」と指摘した。

日本でマストアジアの広報に旭日旗を使用したのは今回が初めてではなかった。日本のウェブサイトで過去のマストアジア展示会を検索した結果、旭日旗が掲げられた艦船の画像は前の展示会でも使用されていたことが明らかになった

日本が相次ぐ指摘にもかかわらず、旭日旗を掲げるのは、使用に対する名分づくりのためという説明だ。

誠信女子大学校ソ・ギョンドク[徐坰徳]教授はCBSノーカットニュースとの通話で「太平洋戦争で他国を侵攻する時に一番前に掲げていた旗が旭日旗だったという事実は全く広報せず、自分の好みの歴史だけさいだんしようとするのが特徴」としながら「ずっと対外的に旭日旗を露出させようとするのも、2021東京オリンピックで使うための名分をつくる作業と見ることができる」と指摘した。

引き続き「韓国と中国など多くのアジア諸国で反対しているため、むしろより名分を積むために国際的な行事で旭日旗を使う」と付け加えた。(機械翻訳 若干修正)


過去のマスト

 MASTノーザンコースト2019–コペンハーゲン
 MAST Asia 2019 –千葉、東京
 MASTインド-アジア2018–ニューデリー
 MAST Asia 2017 –千葉、東京
 MASTヨーロッパ2016–アムステルダム
 MASTアジア2015–横浜
 MAST EurAsia 2014 –イスタンブール
 MAST Europe 2013 –グダニスク
 MAST Europe 2012 –マルメ
 MAST Americas 2011 –ワシントンDC
 MAST Europe 2011 –マルセイユ
 MASTヨーロッパ2010–ローマ
 MAST Americas 2010 –ワシントンDC
 MAST Europe 2009 –ストックホルム
 MAST Europe 2008 –カディス
 MAST Europe 2007 –ジェノヴァ