(NHK 2020/09/30)

北朝鮮は拉致問題について、「完全無欠に解決された」として従来繰り返してきた立場を強調しました。菅総理大臣は29日、拉致被害者の家族と就任後初めて面会したばかりで、北朝鮮としては日本側をけん制するねらいがあるとみられます。

北朝鮮外務省の傘下にある日本研究所は、外務省のホームページを通じて29日付けで菅政権の発足に言及しました

このなかで安倍・前総理大臣について「わが国を孤立させるために、歴代で最も敵対的な政策をとってきた」としたうえで、菅政権が前の政権を踏襲し「拉致問題に未練を持っている」と批判しました

そのうえで、「拉致問題はわれわれの誠意と努力によって、すでに後戻りできないほど、完全無欠に解決された」として従来繰り返してきた解決済みだとする立場を強調しました。

菅総理大臣は29日、拉致被害者の家族と就任後初めて面会し、「みずから先頭に立って、あらゆるチャンスを逃すことなく活路を開いていきたい」と述べ、拉致問題の解決に向けて全力で取り組む決意を伝えました。

北朝鮮としては、拉致問題をめぐって解決済みとする立場を強調することで、菅政権をけん制するねらいがあるとみられます。

◇加藤官房長官「政府として受け入れられず」

加藤官房長官は、30日午後の記者会見で、「『拉致問題がすでに解決された』との主張は、政府として受け入れられるものではない。日朝ピョンヤン宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化を目指す考えに変わりはない」と述べました。

そのうえで「拉致問題は菅内閣の最重要課題であり、きのうも拉致被害者のご家族とお会いし、『拉致問題の解決には一刻の猶予もない』という認識を共有している。すべての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、あらゆるチャンスを逃すことなく全力で取り組んでいきたい」と述べました。


(朝日新聞 2020/09/30)

 北朝鮮外務省は29日付で「拉致問題は完全無欠に解決した」とする記事をホームページに載せた。菅政権が安倍前政権の「敵対政策」を継承するなら看過できないとも主張した。菅政権の発足に合わせ、今後の日本側の動きを牽制(けんせい)したものとみられる。

 記事は「日本研究所研究員」の個人名で出されており、報道官などの高いレベルから出されたものではない。まずは菅政権の出方をうかがっているようだ

 記事では、菅義偉首相が表明している安倍前政権の政策の継承が「我々に手を出すものであれば見過ごせない」と指摘。安倍前政権は北朝鮮に最も敵対的な政策を行ったとし「拉致問題を始終、政治的な人気を高めるのに悪用した」と批判した。

 そのうえで「それを知らないはずのない菅政権が(安倍前政権のように)拉致問題に未練を持っている」とし、「結果が明白な問題にしがみつくのは愚か者でも避ける。改めて明確にするが、拉致問題は我々の誠意と努力によって後戻りできないように完全無欠に解決した」と主張した。

 記事のタイトルは「百年河清」で、常に黄色く濁っている中国の黄河が清く澄むことを待つさまをたとえている。拉致問題はいくら待っても日本の望むようにはならないというメッセージをこめたものとみられる。(ソウル=神谷毅)


こんな国の指揮下にある朝鮮総連の指導の下に運営されている朝鮮学校が『高校・幼保無償化』の対象外などになっていることに対して、「子供と拉致は関係ない。適用しろ。」と主張している人たちは、子供のためではなく北朝鮮のために発言しているようにしか見えませんね。

子供の問題ではなくて施設の問題ですね。

朝鮮学校に通う在日韓国人、日本人は無償化対象なのに朝鮮籍は対象外、または朝鮮学校以外の無償化対象校に通う朝鮮籍の生徒が対象外になったら、その主張をしてほしいですね。


まあともかく、少なくとも日本から金とモノが流れないように、朝鮮総連関係者の調査、取り締まりを活発に行った方がよいですね。