(NHK 2020/09/16)

閣僚名簿が発表されたあと、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親の早紀江さん(84)が報道陣の取材に応じ、拉致問題担当大臣を務める加藤勝信氏から16日午後、電話があったことを明かしました

そして「『一生懸命頑張ります』とおっしゃったので、『よろしくお願いします』と答えました。私たちのことを考えてくださっているんだなと感じました」と話しました。

その上で「私たちが望むのは『とにかく早く子どもを返してください』ということだけです。40数年もの間、娘の顔を見られず、声を聞くことができず、生殺しのような毎日です。被害者家族は高齢化し、このままでは誰も会えなくなる可能性がある。政府にはとにかく本気になって取り組んでもらいたい」と話していました。

加藤勝信氏が拉致問題担当大臣を務めることについて、北朝鮮による拉致被害者の家族会代表で、田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さん(82)は「午前中に電話があり、『やります』とはっきり言っていたので期待したい。このままでは、肉親の帰国を待っている人がみんないなくなってしまう。一刻も早く対応してほしい」とコメントしています。


(時事通信 2020/09/16)

 菅新内閣が発足し、加藤勝信官房長官の拉致問題担当相の兼務が決まったことを受け、北朝鮮による拉致被害者やその家族からは16日、「心強い体制だ」「しっかりと取り組んでほしい」と、こう着状態の打開に期待する声が上がった。

 横田めぐみさん=失跡当時(13)=の母早紀江さん(84)は、同日午後に加藤氏から電話があったことを明らかにした。早紀江さんは「一瞬誰か分からず、びっくりした」と驚いた様子で、「『一生懸命頑張ります』とおっしゃっていた。取り戻すために力を合わせて良い方法を見つけてほしい」と期待を寄せた

 田口八重子さん=同(22)=の兄で「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の飯塚繁雄代表(82)も「(加藤氏から)電話があった。『やります』とはっきり言っていたので期待したい」と述べた

市川修一さん=同(23)=の兄健一さん(75)は「加藤氏は過去にも拉致問題担当相の経験がある。新体制になっても心強い」と評価した。

 拉致被害者の蓮池薫さん(62)は新潟県柏崎市を通じ、「具体的な行動がいつあるのか、期待を持って見守りたい」とのコメントを発表した。


ウィキペディアによると

・国務大臣(北朝鮮による拉致問題の早期解決を図るため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整担当)
  2015年10月7日~2017年8月3日

・内閣府特命担当大臣(拉致問題担当)
  2017年8月3日~2018年10月2日

2018年10月2日以降は、菅義偉官房長官が「国務大臣(北朝鮮による拉致問題の早期解決を図るため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整担当)」兼任。


こうした行動が北朝鮮に対しても政府の姿勢を示すメッセージになると良いですね。

国連の制裁を受けているうちは日本からいかなる名目でも金銭などを渡すことは難しい上、アメリカの対北政策にも合わせないわけにはいかない状況で、なかなか厳しいとは思いますが、それらを多少無視しても被害者を取り戻す結果を得られれば、国内はもとより、外国からもそれなりの理解を得られると思うので、果敢に攻めてほしいですね。



ただ、正式に菅首相に決まる総理大臣指名選挙前に電話したのはちょっと勇み足かな。