(朝日新聞 2020/09/08)

 北朝鮮が8月中旬、韓国の民間団体から届いた検査キットなど新型コロナウイルス関連の支援物資を送り返していたと、韓国の複数の政府関係者と南北協力事業に詳しい関係者が明らかにした金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は外国からの支援を受けないと明言しており、物資搬入に関係した税関幹部らの大規模な処分も行われたという。

 北朝鮮は新型コロナの感染者数を「ゼロ」としている。医療体制が整わず、検査キットが極度に不足するなか、国境を越えて来た人も物も一定期間「隔離」するなど防疫対策を徹底している。

 南北協力事業に詳しい関係者によると、北朝鮮当局は物資を韓国に送り返したのと前後して、税関幹部と家族ら約80人を逮捕した

 正恩氏は8月13日、「世界的な悪性ウイルス拡散が悪化している現実は、国境をさらに固く閉めて防疫活動を厳格に行うことを求めている」と述べていた。

 今回の支援物資が北朝鮮に入ったとの情報が韓国発でインターネットに出回っており、「外部支援は受けないという方針と整合性がとれず、送り返すことを選択した」(韓国政府関係者)との見方もある。(ソウル=神谷毅)


(韓国日報 韓国語 2020/09/08)

北韓[北朝鮮]が韓国の民間団体が支援した診断キットなど新型コロナウイルス感染症(コロナ19)関連の物資を送り返したという日本マスコミの報道が出てきた。統一部[省に相当]は「確認されていない事実」と否定した

日本の朝日新聞は8日、韓国政府関係者と南北協力事業者などを引用してこのように報道した。去る8月初めに民間団体である南北経済協力所が、人道的目的で北朝鮮に支援したコロナ19防疫物品である遺伝子増幅(PCR)装備などが返送されたという内容だ。新聞は「北朝鮮当局が物資搬入に関与した税関幹部を懲戒し、家族など80人余りを逮捕した」とも伝えた。

統一部と民間団体関係者たちは報道は事実と距離が遠いと線を引いた

政府消息筋は「中国,丹東税関に該当物資を返送したという報告の記録はない」と述べた。

物品伝達を主導したキム・ハンシン南北経済協力研究所長も「該当物品は北側にきちんと伝達された」とし「関連報道は誤報」と反論した

ただし、南側民間団体だけでなく国際機関などの支援物品が北側受恵者に直接伝達されたのかは詳細に知ることは難しい状況だ。北朝鮮は現在、北中間の陸路である新義州と丹東を通してのみ物品搬入を許可しており、到着物品は防疫を理由に2週間ほど隔閉期間を置く。該当物が北朝鮮に到着しても新義州で足止めされている可能性もあるという話だ。

対北朝鮮消息筋は「北朝鮮がコロナ19以後、国境を封鎖して受恵者面談のような正確なモニタリングは難しい」とし「キム・ジョンウン国務委員長が最近、『外部支援拒絶』意思を明らかにした後には、北朝鮮当局との疎通がさらに難しくなった」と伝えた。(機械翻訳 若干修正)


十分あり得る話ですね。

何かしらの支援を北朝鮮が受け取れば、ムン大統領はそれを北朝鮮の肯定的メッセージと都合よく受け止めてしまうので、北朝鮮は「南北協力事業の再開以外で今の南北の状況は変わらない」という姿勢でいるのかもしれませんね。