(朝鮮新報 朝鮮語 2020/08/07)朝鮮総連機関紙

8.15に生まれた解放童ももう『後期高齢者』の隊列に入る。長々75年、おじいさんから孫子に至るまで4世代[?]を含めるぞっとする歳月だ。

◆日本は過去の罪行を歴史の記録から消そうと様々なオグランス[韓国語コムス(みみっちい言動や行動、小細工、せこいやり方)の朝鮮語]を尽くしてきており、朝鮮に対する植民地統治の後果[結果]をいまだに清算しないだけでなく、かえって犯した罪過の上に新たな罪悪を幾重にも積み重ねている。

◆強制徴用被害者に賠償することに対する判決をめぐり、日本政府は犯罪行的な『韓日条約』ですでに解決された問題だと言い張るのにとどまらず、昨年7月には半導体生産になくてはならない高純度フッ化水素など3品目の輸出規制に出て、翌月からは輸出手続きの簡素化対象者『ホワイトリスト』から南朝鮮を排除する経済報復で対応した。1年が過ぎて貿易統計と世論調査を見ると、輸出規制の被害は殆どなく、国産化などで対日貿易赤字も減少した。結果、日本は自分の足の甲を刺すわけになったという論評も登場した。

◆在日同胞に対する処遇はさらに悪質的だ。朝鮮の自主権行使に属する問題を取り上げ、2006年に『万景峰-92』号の入港を禁止して15年目になり、朝鮮高級学校を無償化から除外する差別的措置が維持されたまま10年が経過した上、いままた『幼保無償化』でも朝鮮幼稚園を除外したのではないか。

◆犯した過誤を清算することには目を閉じ、お金の力を背景に『報復』と反人道的『制裁』を事とする癖をいつのまにか上典[(昔、奴婢に対し)その主人の称]にみな習ったようだ。最近はまた『敵基地攻撃能力』を喚いているので、罪行が積もり積もって天を突くのではないか。(中)(機械翻訳 若干修正)