(済州道民日報 韓国語 2020/08/07)

済州特別自治道農業技術院東部農業技術センター(所長キム・ソンベ)は、新たな所得果樹を発掘するため、2軒の農家(2310㎡)対象に種なし青ブドウ品種である『シャインマスカット』を普及させていると7日、明らかにした。

『シャインマスカット』は日本で育成した品種で、種がなくて皮ごと食べることができる。

糖度が20°Brixを越え、マンゴーの香りがし、消費者に人気があり、一般の巨峰より2倍以上価格が高い。

韓国は2012年以降、ロイヤリティーなしで栽培と輸出できる正式な権利を獲得した

済州島は陸地部より気候が暖かくて花が早く咲き、着果期間が長くて成熟期間を十分に確保することができることにより、高品質『シャインマスカット』ブドウを生産できる長所を有している。

また、一般のアメリカ種ブドウ(キャンベル・アーリーキャンベルなど)より耐寒性が弱く、冬季の温度が高い南部地方が栽培適地だ。

夏の着色時、昼間温度25~30度、夜間温度15度以上で日較差が大きければ着色が良く、品質も良く、済州でのハウス栽培が有利だと判断されている。

東部農業技術センターは、新たな所得果樹作目の発掘による栽培基盤造成と生産技術普及事業を通じて、新所得源である『シャインマスカット』の創出基盤が造成されると期待している

東部農業技術センターは『シャインマスカット』栽培農家に対する現場指導と栽培技術教育と共に、チェリー、パイナップルなど新たな所得果樹の地域適応性評価も実施する計画だ。

コ・トクフン農村指導士は「毎年越冬野菜の過剰に困難を経験している東部地域に、新たな所得作目を発掘して普及させる」と明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


>韓国は2012年以降、ロイヤリティーなしで栽培と輸出できる正式な権利を獲得した。

品種開発後6年以内に登録しないと権利保護されません。2006年に日本で開発・登録されたシャインマスカットは、韓国での登録をしなかったので権利保護されないのであり、韓国が“正式な権利を獲得”したわけではないですね。

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