(メディパナニュース 韓国語 2020/07/21)

○チョ・ジュヨン消化器内視鏡学会理事長、日本依存度高い内視鏡市場の体質改善の必要性提起‥「第4次産業革命に直結した事案」

過度に日本への依存度が高い内視鏡機器の国産化が急がれるという指摘が提起された。

21日、共に民主党イン・ジェクン議員の主催で開催された消化器内視鏡を重点にした『医療機器国産化開発のための政策討論会』で、医療界が国産消化器内視鏡開発の必要性を強調した。

チョ・ジュヨン大韓消化器内視鏡学会・大韓消化器内視鏡研究財団理事長(チャ医科学大教授)は、国民保健の強化と消化器学の発展の面はもちろん、費用削減の面ででも内視鏡機器の国産化が必要だと主張した

チョ・ジュヨン教授は「我が国の消化器内視鏡分野は、国際学術誌発表実績Top5を記録し、国際標準教科書を多数製作して海外に販売するなど、世界的な水準を備えている」とし「国の癌検診事業などを通して早期癌発見で死亡率を下げており、特に胃癌は死亡率が減少を続けているが、このような国は殆どない」と話した。

実際、軟性内視鏡市場の会社別占有率の90%は日系だ。オリンパスが68%、HOYAコーポレーションが15%、富士フイルムが8%だ。ドイツ系会社であるKalstorzが5%、中国産製品が2%ほどの市場を占めている。一方、我が国の内視鏡市場占有率は皆無の状態だ

チョ教授は「現在の市場占有率の状況では、日本が内視鏡機器を売らなければ何もできない水準だ。『偽物内視鏡』と呼ぶ水準の中国産を買わなければならないのが実情だ」とし「日本依存度が高いため費用的な負担も大きい。内視鏡機器システムあたり、600万ウォン~3千万ウォンの修理費が必要とされ、国家的に約100~500億ウォン程度が需要になる。修理をできないとして購入を勧めたりもする」と明らかにした。

引き続き「内視鏡は第4次産業革命が集約された分野だ。全世界的に我が国の医療スタッフの内視鏡スキルがとても高く、競争相手である日本よりもはるかに優れている。癌が広がる前までの多くの消化器手術は100%内視鏡で手術が可能と見る水準だ」とし「それでも我が国は内視鏡を作っていない国だ。内視鏡市場の90%を日本が占有している」と指摘した

チョ・ジュヨン教授は「日本の輸出制限問題と国家的費用削減、消化器学発展と産業化などを考慮する時、内視鏡の国産化は重要だ」とし「より良い未来価値創出のため、持続的な革新を追求する必要がある」と付け加えた。(機械翻訳 若干修正)