(聯合ニュース 2020/06/26)

 旧日本軍の慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが慰安婦被害者を支援する韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」のイ・ナヨン理事長と26日に面談し、慰安婦の歴史を伝えるための教育施設設立に向けた共同記者会見を7月に行うことで一致した。

 李さんが聯合ニュースの取材に対して明らかにした。今後のことは相談しながら正しく進めていこうと話したという。李さんとイ理事長はこの日午後、大邱市内のカフェで面談した。

 李さんは5月に大邱で開いた会見で、慰安婦被害者のための寄付金が「どこに使われているのか分からない」などと正義連の運営を批判していた。

 先月初めに就任したイ理事長は、不正会計疑惑など正義連を巡る疑惑が相次いで取り沙汰されたことから、李さんと会うことができなかった。

 イ理事長は「李さんが願う慰安婦歴史教育館、韓日の学生交流など基本的な話を交わした」とし、「今後、李さんと協議してさらに活発な活動をしたい」と話した。

 李さんは面談で、慰安婦問題の解決を求めて正義連がソウルの日本大使館前で28年にわたり開催している定例の「水曜集会」について、極右団体が妨害していると不満を示しており、集会は続けられるべきだと述べたという

 双方の関係者らによると、正義連の前理事長で与党「共に民主党」の尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員についての話があったかについては、「余計な誤解が生じる」とし言及を避けた


(中央日報 2020/06/28)

「ナヨンと会いました。一緒にやることにしました」。旧日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは27日、中央日報との電話通話で「近いうちに前に出る場を一緒にすることにした」としてこのように明らかにした

李さんが姓と肩書きを省いて名前で呼んだ人は「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の李娜栄(イ・ナヨン)理事長だ。李さんは李理事長とともに記者会見をすることにし、記者会見の主題は慰安婦歴史教育館の設立などという

李さんは5月に尹美香(ユン・ミヒャン)議員と正義連に対し公開的に問題を提起した。「挺対協(正義連)は直せない。解体しなければならない」(5月13日、月刊中央インタビュー)として正義連解体を主張した。ところが李さんが正義連理事長を名前で呼び、記者会見を一緒にすると確認したのだ

李さんは記者との通話で「ナヨンが大邱(テグ)にいる私を訪ねてきたが、顔は2度見るものだ。一緒にやって正しくしっかりやってみなくては」と話した。

最近大邱では旧日本軍慰安婦被害者である李さんを中心とする新たな市民団体「アイ・キャン・スピーク」(仮称)の発足が推進されているとの話が出ている。22日には「慰安婦被害者家族対策協議会」が発足し、李さんと吉元玉(キル・ウォンオク)さんを代表として推挙するというメディア報道も出てきた。

これに対し李さんは「代表であれ理事長であれ、共同代表などはしないだろう。そうしたものを私がなぜするのか」と繰り返し話した。李さんはこれに先立ち23日の中央日報との通話でも「(代表推挙に対し)提案がきてもやらないだろう」と話していた。

疲れがたまっているように小さな声の李さんは「いまも横になっている。たびたび(私に)尋ねずに、ナヨンと一緒にすることにしたことなどについては私をそばでいつも助けてくれるAさんに聞いてみなさい」とした。


また丸め込まれたのか、Aさん(↓と同一人物かは不明ですが)が「今なら正義連を乗っ取れる。少なくとも幹部にはなれそうニダ」と接近させたのか・・・、今後の活躍に期待ですね。

2020年05月09日