(国民日報 韓国語 2020/05/14)

「ユン・ミヒャンは辞退せよ!」「歴史歪曲勢力に対抗するのに一緒にしてほしい!」

相反する声が13日午後、ソウル市鍾路区の日本大使館前の『平和路』を埋めた。28年間続いている『水曜示威』[水曜集会 以下、水曜デモ]の現場では、主催側である正義記憶連帯(正義連)に対する糾弾と連帯・支持が絡まった。1439回続いた『日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ』だったが、声は交錯した。

不良会計などの正義連に関する論議が進行している中で開かれたデモには、ユン・ミヒャン[尹美香]元正義連理事長と日本軍慰安婦被害者イ・ヨンス[李容洙](92)おばあさんの姿は見られなかった

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▲ソウル市鍾路区の旧日本大使館前で13日に開かれた『水曜集会』でイ・ナヨン[李娜栄]正義記憶連帯理事長が「透明性立証のために寄付金の使用内訳の検証を受ける」と発言している。下の写真は近くの場所で保守団体『ママ部隊』関係者たちが正義連の解体を促す応戦集会を行っている様子。

この日の集会は、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)を意識して、最小限の人員だけ参加した状態でオンラインで生中継される予定だった。だが、支持者らと取材陣、複数の市民団体関係者などが集まり、現場は大変な混雑になった

韓国女性団体連合のキム・ヨンスン共同代表は「ユン元理事長、イおばあさんをはじめとして、数多くの人がこれ以上傷ついたり非難を受けずに運動を継続してほしい」とし「韓国女性団体連合はさらに強固に連帯する」と明らかにした。

連帯発言者で参加したチョン・チュンスク[鄭春淑]共に民主党議員、ク・ボンギ共に市民党最高委員なども正義連に対する支持を約束した。チョン議員は「歴史を正そうとする努力を貶め、歪曲しようとする勢力に対抗して、皆さんが一緒にしてほしい」と訴えた。

1週間の活動経過を報告するためマイクを握ったイ・ナヨン正義連理事長は「正義連では個人的な資金横領や不法流用は絶対に無い」とし「毎年、弁護士と公認会計士から問題がないという意見を受けている」と強調した。引き続き「透明性を立証し、悪意的な歪曲報道に正面から対応するため、多数の公認会計士に寄付金の使用内訳の検証を受ける」と付け加えた。

保守団体は、水曜集会の場所から30mほど離れたところで応戦集会を開いた

大韓民国ママ部隊、活貧団、自由対韓護国団などは、それぞれユン元理事長の国会議員当選者辞退、正義連解体を要求した

ホン・ジョンシク[洪貞植]活貧団代表は、水曜デモ開始前にデモ場所に入り、ユン元理事長辞退関連の垂れ幕を開いて警察に制止された。

一部保守団体の会員はスピーカーで『あなたのための行進曲』伴奏を流し、メロディに合わせて「ユン・ミヒャンは辞退せよ」とスローガンを叫んだ。

これに先立ち、全国日帝被害者団体長協議会も記者会見を行った。日帝強制徴用被害者遺族30人余りは『水曜集会をする理由はない』などの文面が書かれた紙を持った

警察はこの日、もしもの事態に備えてバリケードをはったが物理的衝突はなかった。(機械翻訳 若干修正)


↓右が正義連関係、左が保守関係。上の空き地は日本大使館敷地で現在建て替え工事中断中。

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