(聯合ニュース 韓国語 2020/02/21)

在日朝鮮学校に対する日本政府の不当な差別政策を是正せよと要求する200回目の『金曜行動』集会が21日午後、東京の文部科学省庁舎前で行われた

在日朝鮮学生委員会が主催したこの日の集会には、在学・卒業生と学父母、日本市民団体関係者など300人余りが参加し、在日朝鮮学校差別政策を固守する安倍晋三総理の政府を糾弾した。

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日本は過去の民主党政権時期である2010年4月、高校無償化政策を導入した

朝鮮学校も対象になったが、2010年11月の北韓[北朝鮮]の延坪島砲撃事件の余波で、菅直人当時総理が朝鮮学校に対する適用中断を指示して保留され、第2次安倍政権発足直後である2013年2月、支援対象から朝鮮学校が抜ける文部科学省令が確定した

この影響で、親北指向の在日朝鮮人の子供が主に通う朝鮮学校は学生数が急減し、存廃の岐路に立ったという指摘が出ている。

文部科学省の資料によれば、朝鮮学校(大学除外)の生徒数は昨年5月基準で5223人で、10年前の2009年(8323人)と比較して37.3%(3100人)減った

事実上、学ぶ権利を奪われた朝鮮学校の在学・卒業生は2013年3月、文部科学省前で金曜日抗議集会を始め、この日200回目を迎えた。

これまで金曜行動集会には、当事者といえる在学・卒業生と保護者だけではなく、数多くの日本の支援団体関係者と市民が参加し、安倍政府の差別政策を批判した。

しかし、安倍政府は昨年10月から5歳までの児童を対象に新たに施行した『幼児教育・保育無償化』政策対象からも朝鮮学校付設幼稚園を除くなど、かえって朝鮮学校差別政策を強化した。

この日の集会でイ・スジョン学生代表は「私たちは日本政府の民族教育全般に対する差別政策にきっぱりと反対する」としながら「朝鮮学校に通うすべての学生と子供に学ぶ権利を保障することを強く要求する」と声を高めた。

学父母代表として演説に出たある保護者は「朝鮮学校で楽しく学ぶ私達の子供たちが除け者にあう現実に悔しさと怒りを感じる」とし「差別しても良く、締め出しても良いという誤ったメッセージを送る日本政府に向け、大声で私たちの主張を広げよう」と訴えた。 (取材補助:テラサキユカ通信員)(機械翻訳 若干修正)


(京郷新聞 韓国語 2020/02/21)

「どれだけ叫べばいいのだろう。」
「私たちの声を聞いてください。」

21日、東京の官庁街である霞が関の文部科学省建物の前で、数百人の声が“歌”になって鳴り響いた。朝鮮学校を高校無償化対象から除外した日本政府政策に抗議する集会である『朝鮮学校に対する差別是正を要求する金曜行動』からだ。

金曜行動はこの日200回を迎えた。日本政府が無償学校支援制度から朝鮮学校を除く法令を確定した2013年2月に始まって以来、7年近く朝鮮学校卒業生である朝鮮大学(在日朝鮮人総連合会が運営する大学)の学生を中心に2週に1回づつ行ってきた集会だ。日本の市民団体の連帯集会である『金曜行動』まで加えれば、回数は309回に達する。

200回を迎え、この日は朝鮮大学の学生たちはもちろん、無償化排除の当事者である朝鮮中高級学校(韓国の中・高等学校に該当)の生徒、学父母など在日同胞と日本市民団体会員、日本国会議員まで参加し、1000人近い大規模集会になった

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集会に参加したこれらは、朝鮮学校に対する無償化適用排除が単純にお金の問題ではなく、生存と尊厳の問題としながら“差別”是正を要求した。これらは文部科学省建物の前の歩道を長く囲んで、「文部科学省はすべての子供たちに対して学ぶ権利を保障せよ」、「日本政府は朝鮮学校に対する差別をもうやめろ」と声を限りに叫んだ。

朝鮮中高級学校時代から金曜行動に参加してきたという朝鮮大学3年生であるリ・スジョン氏(23)は「人として受けるべき当然の権利を奪われ、民族の尊厳を踏みにじられている」としながら「日本政府の反応がないとしても最後まで戦う」と話した。

金曜行動に連帯してきた佐野通夫,宝仙大[こども教育宝仙大学 東京都中野区]教授は「高等教育に続き、幼児保育まで無償化対象から朝鮮学校を除外させ、地方自治体が補助金を断つなど、日本社会で朝鮮人を差別してもかまわないという意識が広がっていることが問題」とし「日本社会が植民地支配の過去を清算し、隣国と良い関係を築かなければならないのに、まだなされていない」と指摘した。

日本政府は2010年4月、年間12万円(約130万ウォン)から24万円(約260万ウォン)の進学支援金を支援する高校授業料無償化政策を導入した。しかし、その年の11月の北韓[北朝鮮]の延坪島砲撃事件の余波で朝鮮学校に対する適用を凍結し、安倍晋三政権発足後である2013年2月、朝鮮学校を支援対象から除外する法令が確定した。

これに対し反発し、朝鮮学校の生徒などは東京、名古屋、広島、大阪、福岡の日本全域5か所で訴訟を提起した。大阪1審判決で原告側が勝訴したが、以後出てきた1,2審判決ではいずれも原告敗訴と結論が出た。

日本最高裁判所(大法院)も東京と大阪の判決に対して相次いで原告側敗訴の判決を確定した。原告側は日本政府の措置が政治的理由に基づいた処分であり、在日朝鮮人社会に対する差別だと主張してきた。一方、日本裁判所は朝鮮学校が親北指向の在日朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と密接な関係があり、進学支援金が授業料として使われない恐れがある」という政府判断に裁量の逸脱はないと見た。

これに先立ち、国連人種差別撤廃委員会と児童権利委員会は、すでに数回、日本政府に「学生たちが差別なく平等な教育機会を享受できるように」朝鮮学校高校無償化排除政策に対する是正を勧告した。

しかし、日本政府はかえって昨年10月に実施した幼児教育・保育施設に対する無償化政策でも朝鮮学校が運営する幼稚園を除いた。ソン・ヘスク保育無償化を要求する朝鮮幼稚園保護者連合会代表は「金曜行動が200回になるまで、この問題が解決されなかったことについて学父母として悲しい気持ち」としながら「なぜ私達の子供たちが、朝鮮学校で学ぶ子供たちが除け者にされなければならないのか」と述べた。彼は「学父母として3世の子供たちまで差別しても良いという誤ったメッセージが広がることをこれ以上許すことはできない」としながら「子供の人権と教育を受ける権利を毀損してはならない」とした。

参席者は金曜行動の合間合間に『声よ集まれ、歌となれ』を歌った。

「どれだけ叫べばいいのだろう、奪われ続けた声がある。聞こえるかい? 聞いているかい?怒りが今また声となる。声よ集まれ歌となれ。友達よ集まれ、歌を歌おう[声を合わせよう、ともに歌おう]」
※金曜行動テーマソング『声よ集まれ、歌となれ』

朝鮮学校に対する差別是正を求めるこれらの声は、文部科学省の建物にぶつかり、返事のないこだまになった。だが、これらは“奪われた声”を回復し、この声がこだまになって遠く広まることを願い、金曜行動を続けることを誓った。(機械翻訳 若干修正)


「私達の声を聞いてください」…朝鮮学校の生徒たちの200回目の叫び
(ハンギョレ新聞 2020/02/22)

(略)デモに参加した立憲民主党の水岡俊一議員は「朝鮮学校の高校および幼児教育の無償化排除という差別は、日本人として、国会議員として恥ずかしく思う」と述べた。(略)


無償化が適用されても、様々な名目で朝鮮学校に徴収され、保護者の支払いはほとんど軽減されないのにね。

それを知りながらこうした活動をしているのは活動家で、知らずに活動しているのは バカ 純粋な方ですね。