(聯合ニュース 韓国語 2020/02/13)

魚群探知機水準のソナー(音波探知機)を付けて、代表的な防衛産業不正事例として知らされた統営艦に新型ソナーが装着される。

13日、軍関係者などによれば、防衛事業庁は今週、統営艦にイギリス製の80億ウォン台の新型ソナー[タレスUK製ソナー2193 Sonar 2193 - Hull Mounted Minehunting Sonar]を付着する予定だ。海軍は3月初めまでソナーの運用をテストする

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統営艦は、座礁したり沈没した船舶を曳航・引き揚げする3500t級の救助艦[救難艦]だ。

通常、救助艦は船体に装着された船体固定音波探知機(HMS)を利用し、自ら作業位置を探さなければならないが、統営艦には不良ソナーが付着して議論になった。

2014年に海軍に引き渡された統営艦は水中廃棄物回収作戦に投入された。統営艦は水中目標物を探知するため、掃海艦に装着された高性能音波探知機の助けを受けなければならなかった。

軍はテスト運用の結果が出た後、統営艦防衛産業不正余波でソナーを搭載できていない水上救助2番艦である光陽艦にも新型ソナーを搭載するのか決める方針だ。(機械翻訳 若干修正)


(朝鮮日報 2020/02/13)

 1970年代水準の旧型ソナー(音波探知機)を搭載し、「防衛産業不正の代名詞」とまでいわれた韓国海軍の救難艦「統営」が、引き渡しから6年を経て新型ソナーを搭載した。「統営」問題は2014年、不良ソナー搭載の事実が明らかになったことで始まった。海軍は15年、ソナーなしで「何も見えない」統営を引き渡されたが、作戦遂行には困難を抱えてきた

 ある韓国軍関係者は12日「統営にタレスUK製ソナー2193を今月初めに搭載した」「今後1カ月かけてきちんと動くかテスト運営する計画だ」と語った。統営の主な任務は、沈没あるいは座礁した艦艇の救助、港湾や水路の障害物除去、艦艇のえい航だ。しかしこれまではソナーがなかったため、流失した対艦ミサイルの引き揚げや漁場の海底に残る廃棄物の除去支援などしか行ってこなかった。また掃海艇に設置されたソナーで目標海域を捜索した後にしか救助作戦はできなかった

 6年にわたって統営にソナーを搭載できなかった理由について、韓国軍は「海外メーカーと法的な問題解決に長い時間がかかった」と説明した。韓国軍関係者は「艦艇は全体が有機的な一つのシステムとなっているので、単純にどんなソナーでも搭載できるわけではない」「今回搭載したソナーが問題なく運用できることを願っている」とコメントした。韓国軍内部では「小さな防衛産業不正一つが軍にどれだけ多くの打撃を与えるかを示した」との声が上がっている。

2019年05月06日