(中央日報 韓国語 2020/01/15)

2010年2月11日、A氏(当時20歳)は義務警察[兵役の代替制度で警察業務(交通整理・デモ管理など)を行う]への入隊を選択した。彼は仁川市内の南東警察署防犯巡察隊に配置されて機動警察生活を始めた。しかし、同年5月5日、二警階級だった彼は極端な選択をした。仁川南東警察署は真相把握に出て、調査の結果、A氏がうつ病により極端な選択をしたという結論を下し、5月17日に事件を終結した。

しかし、A氏の親は息子がうつ病で極端な選択をしたという警察の調査の結果を受け入れなかった。これらは「調査の結果を信じられない」として抗議を続け、屍身[遺体]の引き取りも拒否した

結局、A氏の遺体は仁川市南洞区の嘉泉大学校ギル病院[Gachon University Gil Hospital]に安置されたまま数年間放置されたA氏の親が遺体を引き取りもせず、遺体を放棄するという覚書も書かないためだ。病院側は当時、仁川に居住していたA氏の親を数回訪ねたが脅されたりもしたと説明した。

放置が続くと、ギル病院は、家族や親戚など縁故のない人が死亡した際に管轄自治体ができる無縁故遺体処理を推進した。葬事などに関する法律によれば、地方自治体は管轄区域内に無縁故遺体が発生する場合、一定期間に埋葬するか火葬して奉安しなければならない。管轄の郡・区は無縁故遺体についてeハヌル葬事総合システムに公告を上げ、縁故者が現れなければ無縁故者処理をする。仁川市の場合、75万ウォン相当の葬儀費が提供され、遺体は火葬後、仁川家族公園[霊園]に5年間保管することになっている。

◇無縁故遺体処理要請したが返戻

病院側は2014年、仁川市南洞区庁に無縁故遺体処理を要請したが、区は「A氏の家族がはっきりとしており、家族が反対する場合、無縁故処理をできない」として受理しなかった

これに対し病院側は法院[裁判所]に不作為違法確認訴訟を提起した。しかし、1審法院はこれを棄却し、2審法院は却下の決定を下した。南東区庁関係者は「家族関係断絶や無応答である場合などには縁故があっても無縁故遺体処理をしたりもする」としながら「A氏の遺体は家族が無縁故遺体処理をするなという意志表示をしたり抗議をして、要請が返戻されたようだ」と説明した。

A氏の親が葬儀を拒否しながら、A氏の遺体はギル病院に安置されて10年目を迎えた。遺体は現在、半ミイラ状態だ。ギル病院によれば、1日6万ウォンである安置費が積もってもう2億1000万ウォン[約2000万円]に達する病院側とA氏の親との連絡は2017年を最後に途絶えたという。ギル病院はA氏の遺体のために安置室[遺体安置室 霊安室]の古い冷蔵庫を取りかえることもできずにいる。

病院側は遺体が安置されて10年になるだけに、A氏の親との接触を再試行するなど問題解決に再び出る予定だ。ギル病院関係者は「A氏の親が息子の遺体を引き取るなら、遺体安置費用を受け取らない予定」としながら「もし、A氏の親が遺体の引き取りを放棄するなら、火葬して無縁故墓地に保管する」と明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


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