(ニューシス 韓国語 2019/12/09)

○今年1~10月の輸出額、1302万ドル…昨年同期間を上回る
○約60%がシャインマスカット…ベトナム・香港・アメリカ・中国の順で輸出額多い
○東南アジア市場で需要持続拡大…今年、中国大量発注もあって

韓国の輸出実績が1年間下り坂を辿っているが、農食品分野では話が違う。今年、新鮮[生鮮]農産物を中心に農食品の輸出が増加した中、国内でも社会関係網サービス(SNS)などを通じてブームが起きたブドウ品種『シャインマスカット』の人気が、中国や東南アジア市場で熱くなっている。高品質プレミアム戦略を用いたが、韓国産シャインマスカットは日本産に比べて価格競争力を持っており、今後の輸出見通しも明るい

9日、韓国農水産食品流通公社(aT)によれば、今年に入って10月までに韓国は1358t、1302万9760ドル分のブドウ(加工+新鮮食品合計)を海外に輸出した。1年前の同期間(1103t、963万1955ドル)をはるかに上回る水準の上、昨年の年間輸出量(1424t、1431万1464ドル)に匹敵する。

aTによれば、昨年基準の全体ブドウ輸出金額のうち、シャインマスカットが占める割合が約60%と推定される。既存の輸出品種であるキャンベル・アーリー、巨峰などに比べ、単価、貯蔵性などが3倍ほど高く、輸出量対比輸出金額が大幅に増加したという分析だ。2017年に比べて2018年のブドウ輸出量は0.3%増にとどまったが、輸出金額は63.5%増えた。

国別に見ると、今年の輸出額のうち最も多い金額である391万3000ドルがベトナムで創出された。ベトナムは自国生産量(3万1310t)の3倍以上である9万4470tを輸入し、ブドウ市場で対外依存度が高い国だ。経済成長により、中産層の割合が拡大し、韓国産ブドウに対する選好が増え、シャインマスカットに対する贈答用需要が増加したとaTは分析した。ベトナムには昨年も最も多い規模である442万3000ドルが輸出された。

香港が2位の輸出国だった。今年10月までに332万2000ドルが輸出され、昨年には410万ドルの実績を出した。品質と価格競争力を同時に備えた韓国産ブドウが、高価な日本産の需要に取って代わっているという分析が出ている。一般のブドウに比べて糖度が高く、甘みが好きな東南アジアの消費者の需要を満たすことにも成功したという評価だ。

また、アメリカに119万7000ドルが、中国に110万3000ドルが売れた。ブドウは2015年に韓中検疫交渉が妥結して以降、初めて中国に輸出された新鮮果物だ。シャインマスカットは2017年から中国に輸出され始め、2018年からオン・オフライン高級果物市場に成功裏に進入した。高品質プレミアム戦略で攻略した結果、昨年にはベトナム、香港に続き3番目に多い金額を輸出した。現地流通業者のモニタリングの結果、中国に輸出されるブドウのうち約90%以上がシャインマスカットだったことが明らかになった。

この他、シンガポールに102万5000ドルが輸出されて上位4位の国にランクされた。

国内・外でシャインマスカットに対する需要が急増したのに比べ、相対的に物量が不足した昨年とは違い、今年は、新規植栽後に3年を越えた苗木が増え、生産量が拡大して輸出物量が豊かだろうという見通しが出ている

aT関係者は「韓国産シャインマスカットは、高価な日本産を代替でき、ベトナム、香港、シンガポールなどでの需要は持続して拡大する見通し」としながら「今年はブドウ出荷直後である10月初めから、中国バイヤー(buyer)の大量発注が始まる予定のため、輸出実績はずっと増加するだろう」と見通した。

aTは、去る9月に出した報告書で「中産層以上の購買力がある顧客層をターゲットにした販売戦略を樹立するべきで、韓国産を主に輸入する時期に合わせた戦略的販促広報行事でシャインマスカット、巨峰および新品種に対する現地消費者の認知度をアップすることが必要だ」とし「シャインマスカットの場合、品質満足度は高いが、価格満足度が低いだけに、品質を持続して管理して、プレミアム商品としての地位を持続・発展させなければならない」と提言した。(機械翻訳 若干修正)


2019年11月08日
2018年11月11日