(KBSニュース 韓国語 2019/12/09)

日本政府の公式謝罪と賠償を望む日本軍『慰安婦』被害おばあさん。しかし、日本政府から謝罪を受けられないまま時間だけが流れる間、生存者は20人しか残っていません。

「『慰安婦』おばあさんが全員亡くなれば、この問題は解決されないまま、そのまま忘れられてしまうのはでないか?」

ゲーム開発者ト・ミンソク氏[ゲームブリッジ(Gam Bridzy)代表]は、おばあさんが全員亡くなった後にも、残った人々が『慰安婦』の被害の歴史を記憶できなければならないと考えました。多くの人が記憶し、声を出してこそ、『慰安婦』問題がしっかりと解決されるはずという信頼からです。それで、わかりやすく記憶しやすく『慰安婦』の歴史を知らせることができるゲームを作ろうと思いました

◇過去に戻って同僚を救いたかったというおばあさんの念願を叶えて差し上げたかった

ゲーム名は『ザ・ウェンズデイ』で、毎週水曜日、ソウル市鍾路区の旧日本大使館前で行われている定期水曜集会から名前を取ってきました

4339255_0I7
▲『慰安婦』被害事実を扱ったゲーム『ザ・ウェンズデイ』

ゲームの主人公『スンイ』おばあさんが、日本大使館前で1人デモを終えて家に帰って眠りにつくと、1945年のインドネシアの日本軍慰安所で目覚めてゲームは始まります

歴史では、この慰安所に閉じ込められていたおばあさんが、惨たらしい蹂躪にあったが、ゲームの主人公スンイおばあさんが、過去と現在を行き来しながら得た手がかりを通じて、同僚を救い出せるように設定されています

ト氏は、「過去に戻ることができるなら、一緒に閉じ込められていた同僚を救いたい」という『慰安婦』被害おばあさんの念願をゲームながら叶えて差し上げるため、このような設定を考案したと話しました。

ユーザーはゲームの中の『スンイ』となり、登場人物との対話や小道具を通じて、一緒に閉じ込められていた同僚を救い出す手がかりを得ます

ゲームから登場する当時の事件や場所、人々の行動などに接しながら、歴史的事実を間接的に習得するようにしました

20191206sw3_002
▲ゲームに登場する慰安所の実際の背景になったインドネシアの『アンバラワ』収容所

◇被害おばあさんの傷口をほじくるか心配…考証と諮問に努力

製作過程でト氏は、ゲームの内容がややもすると『慰安婦』被害おばあさんの傷口をほじくりかねないという点を憂慮しました。歴史的事実に基盤を置いたゲームであるため、当時の事件がゲームに反映されたましが、この点が被害おばあさんの痛い記憶を思い浮かべさせるかもしれないということです。これまでゲームが遊戯の手段として利用されてきただけに、『慰安婦』被害事実を“面白さ”の素材として扱うのか心配する視線も少なくありません。

そのため、ゲームの中で惨たらしい被害状況を思い浮かべる描写や言及は最大限排除し、正義記憶連帯[日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯 旧称 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)]など、『慰安婦』被害支援団体に諮問も求めました。国内外の様々な論文と被害おばあさんの証言も参考にしながら、ゲームの中の背景を具現して、ストーリーに反映しました。正義記憶連帯も、「ゲームを通じて若い世代に『慰安婦』の被害事実を知らせ、問題解決のための声を出すようにするのに役立ちたい」という趣旨には共感するという立場です

現在、ゲームは70%程度製作が完了しました。ト氏は、ゲームが完成すれば、被害おばあさんの前で試演した後、検討と補完を経て、来年上半期にPC用ゲームとして国内発売する計画です。ゲームを通じて得た収益も一定部分は戦争性暴行被害者を助けるために寄付をするとも明らかにしました。

これまで、『慰安婦』の被害事実を映画などを通じて知らせようとする試みはありました。去る8月に封切りされた映画『キム・ボクトン』や昨年封切りされた『Herstory』などが代表的な例でしょう。しかし、ゲームを通じて知らせようとする試みは初めてです。ニューメディア時代を迎え、若い世代が辛い歴史に共感し、学べるようにするという新しい試みが、どんな成果を出すのか気になります。(機械翻訳 若干修正)



2019年11月25日


1945年当時の朝鮮半島に行くことはできるのかな? 仲間を募ろうとしても誰も集まらない設定があったら面白いのにね。