(国民日報 韓国語 2019/11/08)

2020学年度の大学修学能力試験(修能)[センター試験に相当 11月4日実施]まで一週間も残っていない8日、受験生が集まった入試コミュニティに火がついた。試験当日に受験生全員に支給される筆記具である別名『修能シャープ』のモデルが9年ぶりに変わるというニュースのためだ。

※参考
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一部の受験生は、韓国教育課程評価院ホームページに集まり、噂の確認に突入した。しかし評価院側は、これらのすべての問い合わせに「セキュリティー上の理由で教えることはできない」という返答を付けた。疑問が解消されないと、ついに「新しく変わる修能シャープペンのモデル名を公開してほしい」という青瓦台[大統領府]国民請願まで登場した。

◇#2006年#不正行為…『修能シャープ』って何?

修能シャープというのは、評価院が2006学年度修能から試験当日に受験生全員に提供しているシャープペンだ。2005学年度修能当時、個人所持品を利用した大規模な不正行為が発生したため、再発防止のために設けた一つの補完方法の一つとして登場した。出身学校を試験場として割り当てられないようにしたり、答案用紙に筆跡確認欄を作って入れたのも、いずれも修能シャープと同じ年に実施された制度だ。

2006学年度から2010学年度まで、筆記具専門のA会社[ユミ商事 ミレシャープ]が修能シャープ公式納品を務めてきた。その後、2011学年度にB会社[ゼニス パルンソン(中国製OEM)]に一度変更された。しかし、当時修能を受けた受験生の間で「シャープペンの芯がよく折れ、試験に集中できなかった」という不満の声が上がった。学生たちの抗議が受け入れられ、結局、翌年の2012学年度から2019学年度までA会社[Eミレシャープ]が修能シャープペンを再び作った。

※参考
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◇修能シャープペン事態を招いたのは『日本製品不買運動』?

今回の論議に火がついたのは、去る8月に評価院の問い合わせ掲示板に登場した書き込み一つから始まった。書いた人は「現在、修能シャープとして納品されているA会社のシャープペンは、内部構造は日本の筆記具会社[壽]のODM(製造会社開発生産)で作られている」とし「修能シャープは国産製品を使うべきではないか」と残した。全国的に広がった日本製品不買運動による指摘だった。

これに対し、評価院はセキュリティー上の理由で詳細な返答を残さなかった。しかし、これを意識した評価院が修能シャープペンのモデルを変えるという噂が広がった。

さらに、ある受験生がA会社に問い合わせしたEメールの内容をオンラインコミュニティに共有すると噂は事実になった。

該当掲示物によれば、この受験生はA会社に「今年も評価院に修能シャープを納品されたのか知ることができるでしょうか」とメールを送った。A会社は「今年はありません」という返答を送った。

引き続き、A会社は「2016~2010学年度、2012~2019学年度まで13年という長年の間、私たちのシャープペンを愛してくださってありがとうございます。皆さんの輝かしい未来を応援します」という公示を出した

◇「わざわざ手に慣らしのに…」受験生が怒る理由

新しい修能シャープの登場が確実になると、一部受験生は当惑感を表わした。今年も当然A会社のシャープペンが支給されると予想し、市販されているA会社のシャープペンで修能勉強をしてきた人たちだ。実際、多くの学生は修能前の一定期間、試験当日の環境と時間、問題解答パターンを再現したりもする。修能試験の状況に慣れて緊張感を下げるためだ。

修能シャープペンのニュースに怒った受験生も、このために市販されているA会社のシャープペンを買って勉強をしてきたのだ。入試コミュニティには「手に慣れたシャープペンで問題を解いてこそうまく解ける」「1年間、同じシャープペンで勉強してきたのに腹が立つ」という反応が続いている

◇「修能シャープが何か」殺到する不満に…断固たる評価院

評価院ホームページの問い合わせ事項掲示板には、修能シャープに対する書き込みなどが多数掲載された。ここには受験生と推定されるネチズン[ネットユーザー]不満と公示すべきという指摘が入れられた

あるネチズンは「今まで多くの受験生が既存の修能シャープで勉強してきたのに、何の話もなしに修能当日に変わったシャープペンで試験を受けなければならないとすれば戸惑うだろう」としながら「他のシャープペンはみんな音も大きく、グリップ感も不便だという話が多い。変わるのが事実なら、早急に公示するのが筋ではないのか」と主張した。

オンライン上では、また別の文具会社であるC会社が今学年度の修能シャープの納品を引き受けることになったというデマが登場したりもした。さらに、あるオンラインオープンマーケットで『2020修能シャープ公式指定』という文面が掲げたシャープペンが販売されて混乱を加えた。

評価院の問い合わせ掲示板には、デマのシャープペンの問題点を指摘してこれに反対する書き込みも登場した。

また他のネチズンは「新しく変わるというC会社のシャープペンは、後ろの部分を押す時にかなりうるさい」とし「苦労して勉強する子供たちに必ずうるさいシャープペンを与えなければならないのか」とした。それと共に「変わるのは理解できるが、このような点は問題になると思う」と付け加えた。

しかし、評価院は修能シャープと関連したすべての書き込み同じ返答を残している。評価院側は「修能シャープペンのメーカーおよび機種に関することはセキュリティー事項」としながら「公開的にお知らせすることができないということを了解して下さることを望む」と答えた

◇「敏感な問題…モデル名を明らかにせよ」国民請願登場

評価院の沈黙に揺れたのは青瓦台国民請願掲示板だった。ここには「韓国教育課程評価院の『修能シャープペン』製品名の公開を要求します」という題名の請願が先月21日上がってきた
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請願者は「学生の大半にとって修能は一生に一度の機会であるため、当日の周辺環境に鋭敏にならざるを得ない」とし「試験場の雰囲気、監督官の態度、朝にもらったアメ袋、親が作ってくれたお昼の弁当のような些細な要素が、その日の学生たちのコンディションに少なからぬ影響を及ぼす」と話した。

引き続き「学生たちは問題解答時、重要な部分を直接表示しながら読んだり、解説過程を試験用紙に手書きで書き進める」とし「提供される筆記具のうちシャープペンを最も多く使うため、どんなシャープペンが使われるかということは敏感に反応せざるを得ない重要な問題」と強調した。

それと共に「評価院はセキュリティー上の理由を挙げて筆記具に関する情報に一切口を閉じている」とし「受験生に試験中に大きな不便を引き起こしかねず、ひいては学生たちの大学入試結果にも小さいけれど影響を及ぼす恐れがあるため、評価院の態度は適切でない」と主張した。(機械翻訳 若干修正)