(聯合ニュース 韓国語 2019/10/21)

「なぜトイレに行くのにその売り場を必ず通らなければならないんですか?」

先週、家族と一緒に全羅北道群山市にあるロッテアウトレットを訪れたA氏(36)は面白くない経験をした。

最近『慰安婦被害者冒涜広告論議』で物議をかもしたユニクロの売り場に入らずにはトイレを利用できなかったためだ

必ず売り場とレジを経由してこそトイレへ向かう通路につながり、用を終えて帰ってくる間も強制的に売り場に留まらなければならなかった。

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▲群山ロッテアウトレット1階案内図

反対側にもトイレがあったのだが、狭い廊下を通らなければならないばかりか、入口から遠くてこのトイレを利用する顧客は少なくなかった。

A氏はトイレに行く間、罪人になったような気持ちだったと打ち明けた。一緒にトイレを利用した家族も似た気持ちを感じたという

彼は「単にトイレに行くだけなのに、まるで罪を犯した人のように頭を下げて売り場に入らなければならなかった」とし「ただでさえユニクロに対する反感が大きいのに、あえて設計をこのようにする必要があったのか」と不快な気持ちを表わした。

A氏の言葉通り、群山ロッテアウトレット売り場1階の西側と東側にはそれぞれ男女が区別されたトイレがある。

東側トイレは周辺の売り場を経由しなくても利用できるが、西側トイレを使うにはユニクロの売り場に必ず入るように設計されている。

単に売り場の前を通り過ぎるのではなく、服を買う顧客と同じようにジャンパーとシャツがかかった売り場の間を通ってこそトイレを利用できるのだ。

さらに西側トイレ周辺にはエレベーターと現金自動入出金機(ATM)、浄水器など多様な便宜施設が集まっており、これを利用しようとする顧客も同じようにユニクロに入らなければならない

ロッテアウトレット側は、顧客が特定の売り場を強制的に通るように動線を定めた理由について、不買運動を予想できなかったという趣旨で答えた。

ロッテアウトレット関係者は「群山店は昨年オープンしたが、当時は今のように日本製品に対する反感が大きくなかった」とし「マーケティングの側面から特定の売り場を通ってトイレに行く構造に設計した」と述べた。

それと共に「不便を経験する顧客がいる可能性もあるという意見を反映し、構造変更を検討してみる」と付け加えた。(機械翻訳 若干修正)

※エフアールエルコリア(韓国ユニクロ)はロッテショッピングが49%出資。

こんなニュースが通信社から配信されるんですね。