(大紀元 2019/10/08)

チェコ共和国首都のプラハ市政府は7日、中国北京市との「姉妹都市」関係の解消を決定した

同市のズデニェク・フジブ(Zdenek Hrib)市長はこれまで、中国当局に対して、「姉妹都市協定」に記載されている「一つの中国」の内容を削除するよう求めてきた。中国側に拒否されたため、市政府が決断した

地元メディア4日付によると、中国当局はプラハ市政府の要求に応じず、この問題を解決するためのすべての外交ルートを遮断した。

プラハ市議会は7日、姉妹都市関係解消に関する審議を近日中に開始すると示した。メディアによれば、与野党議員は市の決定を支持しているため、近く承認される見通しだ。

2016年、中国の習近平国家主席がチェコ共和国を訪問した際、両都市の姉妹関係が結ばれた同協定の第3条に、プラハ市政府は「台湾は中国の不可分の一部」という中国側の主張を認めると記されている

2018年11月、市長に就任したフジブ氏は、民主主義の台湾を支持し、中国共産党政権による人権侵害をたびたび非難してきた。今年1月以降、市長は中国当局に対して、台湾を国家として承認しない「一つの中国」に関する項目を削除するよう呼び掛けた。

中国当局は4月から、報復措置として、プラハ・フィルハーモニア(Prague Philharmonia)、プラジャーク弦楽四重奏団(Prazak Quartet)、プラハ放送交響楽団(Prague Radio Symphony Orchestra)、プラハ・グァルネリ・トリオ(Guarneri Trio Prague)の4つの楽団の中国巡回公演を相次いで取り消した

チェコ政界と音楽界は中国当局の対応に強い不満を示した。同国のルボミール・ザオラーレク(Lubomir Zaoralek)文化大臣は9月、中国の張建敏・駐チェコ大使を呼び出し、強く抗議した。(翻訳編集・張哲)


(CRI中国国際放送 2019/10/10)

 外交部の耿爽報道官は10日北京で、チェコのプラハ市新政府の官僚が乱暴に中国の内政に干渉し、プラハ市と北京市との交流の前提と政治基礎を破壊したため、既に北京市はプラハ市との友好都市関係の解除を発表したことを明らかにしました

 耿報道官は同日の記者会見で、2018年11月以降、プラハ市新政府の主要官僚らは、国際関係の基本準則と国際社会の共通認識を無視して、中国側の厳正な立場と強い反対を受け入れず、何度も台湾問題、チベット問題などの中国の核心的な利益に関わる重大な問題をめぐって誤った行動を取り、不当な言論を発表した。これらの行為は中国の内政を乱暴に干渉するもので、北京市との友好都市関係においてふさわしくない。また、両都市の交流展開の政治前提と基礎を破壊し、悪質な影響をもたらした。そのため、北京市はプラハ市との友好都市関係を解除し、政府間の往来の中止を決定した」と示しました。

 耿報道官はさらに、相互尊重、平等、ウィンウィンという土台の上に、中国・チェコの戦略パートナーシップを絶えず推し進めることは双方の利益に合致する。プラハ市政府は直ちに過ちを認識して修正し、交流と協力の回復に向けて条件を整えてほしい」と強調しました。(李、星)


中国の都市と姉妹・友好都市関係を結んでいる日本の自治体との協定にも、この項目があるところがあるんですかね。