(韓国日報 韓国語 2019/10/10)

サムスン電子のフォルダブル(折りたたみ可能な)スマートフォン『ギャラクシーフォールド』[Galaxy Fold]が25日に日本で発売される。先月6日に国内で最初に発売した後、イギリスとドイツ、フランス、アメリカなどで販売を始めたギャラクシーフォールドが“アイフォン天国”である日本市場にも挑戦するのだ。最近になってサムスン電子が日本スマートフォン市場で占有率上昇の勢いを見せている中、ギャラクシーフォールドで『リードする技術力』のブランドイメージを確実にするという方針だ

10日、サムスン電子によれば、日本現地2位の通信社であるKDDI[au]が独占して11日からギャラクシーフォールドの予約受付を始め、25日に正式発売する。KDDIは、最近、サムスン電子が2兆4,000億ウォン規模の5G装備を供給することにした通信社だ。自給制(移動通信社の料金制に加入なしに機器だけ購入する方式)物量は25日から日本,東京にあるギャラクシースマートフォン体験空間『ギャラクシー ハラジュク』[Galaxy Harajuku]で販売される。

5Gモデルのみ発売された国内とは違い、日本ではLTEモデルのみ販売される。出庫価格はまだ未定だが24万円(約266万9,000ウォン)前後になるものと見られる。業界関係者は「日本はあまりにも料金制、約定など様々な購入プログラムがある」とし「KDDIがギャラクシーフォールド購入プログラムを準備中で、正確な出庫価格はプログラムを作成してから公開する予定」と明らかにした。

主なデザインと機能などに変化はないが、サムスン電子は日本販売用モデルでは、ギャラクシーフォールドを折りたたんだ時に現れるヒンジ(折りたたむ部分)の後の部分に記されている『サムスン』(SAMSUNG)のロゴを消した。代わりに『ギャラクシー』(GALAXY)のロゴを入れた。

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サムスン電子は日本市場不振をそそぎ、ギャラクシーSやノートシリーズの存在感を育てるためにサムスンの表示を消す戦略を取ってきた。今回のギャラクシーフォールドでもギャラクシーブランド強調を選んだ

アップルのアイフォンが最強者の座を守っている日本市場は、『韓国フォンの墓場』とも呼ばれている。市場調査会社ストラテジーアナリティクス[Strategy Analytics]によれば、サムスン電子の日本占有率は2013年まで10.7%でかろうじて二桁の占有率を維持したが、2014年5.6%、2015年4.3%と続き、2016年には『ギャラクシーノートエッジ』の失敗で3.4%まで落ちた2017年に『ギャラクシーS8』シリーズの呼応で上昇傾向に持ち直して5.2%を記録した後、昨年には6.4%で終えた。今年の第2四半期は『ギャラクシーS10』シリーズの人気で9.8%まで上がった。まだアップル(50.8%)と格差が41%ポイントもあるが、アップルはまだ出すことができないフォルダブルフォンでブランドイメージの改善効果を享受することができると予想される

各国で予約受付当日に準備された物量が売り切れるなど、販売初期の供給不足現象が起きたギャラクシーフォールドの供給状況も改善したものと見られる。サムスン電子は国内サムスンドットコムホームページを通じて自給制物量の販売を再び始め、来る17日から配送する。業界関係者は「ギャラクシーフォールドは大量生産を目標にする製品群ではないため計画された生産物量も少なかったし、あまりにも工程が難しくて供給が足りない状況であったが、次第に生産が安定化して追加予約の受付と日本発売も進めるという」と述べた。(機械翻訳 若干修正)


2015年04月14日