(コナス 韓国語 2019/09/27)

○2021年上半期に試作1号機出庫…2026年に開発完了

防衛事業庁は、去る24日から26日まで韓国型戦闘機(KF-X)の詳細設計検討(CDR)[詳細設計審査]会議を実施し、軍の要求条件が設計にすべて反映され、試作機製作段階に進めることができることを確認したと明らかにした。

CDR(Critical Design Review、詳細設計検討)は、システム要求および機能要求条件が詳細設計を充足する初期製品規格にすべて反映されたことを確認し、費用、日程、リスク範囲内で試作機製作、システム統合および試験段階に進めることができることを公式に確認する手続きをいう。

韓国型戦闘機システム開発事業は、韓国航空宇宙産業が主管する事業で、2016年1月に開発に着手し、2018年6月に基本設計を完了し、現在は細部的なハードウェアとソフトウェアの詳細設計が終了し、部品製作が進行中だ

事業着手から3年9か月に及ぶ現在まで、風洞試験と主要系統モデルの最新化、分野別設計と解析結果を通じて持続的に形状を改善してきた

今回の詳細設計検討会議は、空軍を含む政府および民間専門家で構成された検討委員が、約390種の技術資料を検討して軍の要求事項が設計に適切に反映されているかを確認した。

防衛事業庁韓国型戦闘機事業団チョン・グァソン高位公務員は「いまや韓国型戦闘機開発は、詳細設計の検討段階を成功裏に通過し、試作機製作および試験という新たな挑戦課題に直面している。」とし、「徹底した事業管理と関連機関との協力を通じて、軍が満足する性能を持つ韓国型戦闘機が戦力化されるように邁進する。」と述べた。

韓国航空の韓国型戦闘機事業本部長リュ・グァンス専務は「システム開発に着手してから詳細設計までの産出物を基に、試作機の完璧な品質保証と地上および飛行試験を通じて、軍の要求度を満たす韓国型戦闘機開発に渾身の努力を傾けて成功させる」と述べた。

韓国型戦闘機システム開発事業は、2021年上半期に試作1号機を出庫する予定だ。以後、2022年上半期に初飛行試験を始め、2026年までに開発を完了する予定だ。

また、今年10月に開催されるADEX(ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会)[Seoul ADEX(Aerospace and Defense Industry Exhibition)10月15~20日]には、実物大の韓国型戦闘機の模型を展示する計画だ。(機械翻訳 若干修正)

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