(朝鮮新報 朝鮮語 2019/09/25)朝鮮総連機関紙

南朝鮮を侮って日本が一方的に『輸出優待国』から除外したことに対し、南朝鮮政権は『軍事情報保護協定(GSOMIA)』破棄で対応した。

◆アメリカの同盟強化政策で柱を成すのは、まず、有事の際に日本自衛隊と兵器、弾薬などを提供融通する『物品役務相互提供協定』で、2番目が北の核、ミサイル情報を知らせて先制攻撃を狙うGSOMIAであり、3番目が米南日合同軍事演習を実施することだ。

◆このうちGSOMIAは破棄が決定され、軍事演習は実現されずにいるため、3角軍事同盟は壊れた沙鉢[鉢、どんぶり]のように修復することは難しい状態といえる。このような事態を重大視したアメリカは、両国間の関係を調整すると焦ったが、結局、空転してしまった。

◆GSOMIAは、イ・ミョンバク[李明博]政権時期に隠れて実現させようとして調印直前に発覚して霧散したが、パク・クネ[朴槿恵]政権時期にアメリカの督促で『従軍慰安婦』問題とともに国会審議もなしに急いで調印した経緯がある。

歴代の南朝鮮政権は、アメリカの顔色ばかり窺って万事に追従することを日常的に行ってきた。ところが今回はアメリカの要求に応じなかった。これは南朝鮮の随所で、日本の盗賊がムチを持つような格の不当な処置に対する民衆の憤激が噴出したロウソク集会の力が強かったためだ。

GSOMIAは、日本に同族である北に対する先制攻撃の道を開くものだから、破棄するのはあまりにも当然だ。覚醒された民衆の抑止力がいつになく長成[成長して大人になること]し、アメリカの影響力にも限界があるということが明らかになった

今日の南朝鮮は親米、親日勢力が幅を利かせた過去の時期とは違う。アメリカと日本はこの現実を直視し、分別ある処身[身の処し方]をしなければならないだろう。(鐘)(機械翻訳 若干修正)