(スポーツソウル 韓国語 2019/09/21)

『戦犯旗』は東洋と西洋を問わず全世界的で登場する悩みの種だ。

20日、ベトナム,ホーチミンのトンニャットスタジアムで行われたホーチミンシティFC[Câu lạc bộ Bóng đá Thành phố Hồ Chí Minh]とサイゴンFC[Câu lạc bộ Bóng đá Sài Gòn]の2019シーズンVリーグ24ラウンドの試合は、いつの時より興味深く流れた。チョン・へソン監督が率いるホームチームのホーチミンが先制ゴールを入れた中、サイゴン選手1人が退場させられて雰囲気が急激にホーチミン側に傾いた。だが、サイゴンが意外な同点ゴールを入れて試合が原点に戻った。ホーチミンは落ち着いて試合を展開し、以後3ゴールを決め、4-1で勝ちを収めた。ホームで準優勝を確定する意味ある試合であった。

現場の雰囲気は熱かったが、競技場の片隅ではためく戦犯旗形状の旗は残念だった。ベトナムをはじめ、東南アジアのチームは観覧席に散発的に分散してグループを形成して応援する場合が多い。ホーチミンも同じだった。あちこちに応援組織がそれなりの構成で応援戦を繰り広げるが、ゴールポスト後の片隅を占めた一部ファンは、戦犯旗からモチーフを取り入れたような大型の旗を絶えることなく振っていた。いわゆる『旭日昇天旗』の形で、日本の軍国主義を象徴する代表的な道具だ。戦犯国である日本が全世界で戦争を起こす時に戦犯旗を前面に掲げた。過去、ドイツナチスがハーケンクロイツ模様を国のイメージとして使ったのと同じ脈絡にある。

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ハーケンクロイツ模様は全世界でタブー事項として通じるが、旭日旗の場合、相対的に問題意識が弱い方だ。東洋と西洋を問わず様々な人物、団体で旭日旗形状を使って議論になる場合が多い。最近、韓国政府が2020東京オリンピックで戦犯旗である旭日旗の使用禁止を要請したことに対し、国際オリンピック委員会(IOC)は問題が生じた場合、事案別に判断するという曖昧な立場を明らかにして俎上に乗った。過去の戦争で痛みを経験したベトナムさえ旭日旗の正確な意味と象徴性を正しく知らないと見られる。

一方、韓国では旭日旗退治キャンペーンを着実に展開しているソ・ギョンドク[徐坰德]誠信女子大教授が最近、全世界の主要メディアに東京オリンピック旭日旗応援許可に関する情報提供メールを発送するなど、積極的な運動を実施している。(機械翻訳 若干修正)


残念ながら明確な画像は見つけられませんでしたが、中央に大きく何らかのマークがあり、その周囲に旭日模様のようですね。

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ベトナムが「旭日旗」と「旭日模様」をどのていど分けて考えているのか分かりませんが、韓国ほど“敏感”ではないようですね。