(SBSニュース 韓国語 2019/09/17)
クォン・ジョンオ記者
○2008年北京オリンピックの時、日本外交部・メディアが発していた言葉
「旭日旗はトラブルを生じる可能性がある。」
日本外交官が、去る2008年北京オリンピック直前にした発言です。北京オリンピックは2008年8月8日に開幕しました。開幕日から8日前の7月31日、中国駐在日本大使館[在中国日本国大使館]は北京に来る日本人観光客に『安全指針』[~北京オリンピック~安全の手引き]というパンフレットを製作して配布しました。この『安全指針』第3項[オリンピック観戦時の注意事項]の後ろの部分にはこのような内容が記載されています。
〈過去の歴史を容易に想起させるもの(例えば「旭日旗」)を掲げるとトラブルを生じる可能性があります。〉
駐中日本大使館が『安全指針』というパンフレットを配布すると、日本のあるメディア[サーチナ]は翌日である8月1日、〈「旭日旗」はトラブルのもと〉という題名の関連記事を載せました。この記事は〈中国で「旭日旗」は日本の中国侵略のシンボルのひとつと考える人々が多く2001年には「旭日旗」を思わせるデザインの服装でファッション雑誌に登場した女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)さんが厳しく批判された〉という内容を別途に注釈[編集者注]を付けて説明しています。
※注釈全文
編集者注:「旭日旗」は旧日本軍が使用した旗で、赤い日輪が周囲に「旭光」を放射するデザイン。現在も自衛隊が使っている。中国で「旭日旗」は日本の中国侵略のシンボルのひとつと考える人が多く2001年には「旭日旗」を思わせるデザインの服装でファッション雑誌に登場した女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)さんが厳しく批判された。08年5月には、訪中した自衛隊護衛艦上で、自衛官と中国軍人が「旭日旗」をバックに交流する光景が報じられたが、珍しい扱い。(編集担当:如月隼人)
編集者注:「旭日旗」は旧日本軍が使用した旗で、赤い日輪が周囲に「旭光」を放射するデザイン。現在も自衛隊が使っている。中国で「旭日旗」は日本の中国侵略のシンボルのひとつと考える人が多く2001年には「旭日旗」を思わせるデザインの服装でファッション雑誌に登場した女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)さんが厳しく批判された。08年5月には、訪中した自衛隊護衛艦上で、自衛官と中国軍人が「旭日旗」をバックに交流する光景が報じられたが、珍しい扱い。(編集担当:如月隼人)
それから1週間が過ぎた2008年8月8日、ロイターの記者である岡村直人は〈日本人観光客が海軍旗(旭日旗)を掲げないように注意を受けた〉(Japan fans warned not to fly naval flag)という題名の記事を掲載しました。岡村記者は「駐中日本大使館が自国観光客に旭日旗の使用禁止を警告したのは、開催国の中国人の反発を憂慮したためとし、旭日旗は多くのアジア人に軍国主義の象徴と見なされている」と報道しました。
※Japanese fans attending the Beijing Olympics have been advised not to display the country’s “rising sun” naval flag for fear of provoking a backlash from Chinese hosts.
The flag is seen by many in Asia as a symbol of Tokyo’s wartime militarism.
この記事を見ると、岡村記者の質問に対し、当時駐中日本大使館の職員として勤めていた斎藤法雄[齋藤 当時「参事官」現「駐マーシャル諸島共和国大使」]氏がこのように答える内容が出てきます。
「私たちは安全指針で、オリンピックを見に来る観光客に古い軍旗(旭日旗)がトラブルを引き起こす可能性があるということを説明しています。」("We explain in a safety guideline for Japanese tourists coming to see the Olympics that the old military flag may cause trouble.")
駐中日本大使館は日本外務省の管理監督を受けます。したがって、大使館職員である斎藤法雄氏の回答は、すなわち日本政府の公式方針といっても間違いではありません。日本政府は中国では旭日旗を掲げるなと強く注意を与えました。『安全指針』に旭日旗の使用禁止条項を入れたのは、旭日旗を使用する場合、中国人と摩擦が生じて不祥事が起きるかも知れないと憂慮したためです。
上で議論した人物のうち日本人でない人はいません。すなわち、駐中日本大使館職員も、日本メディアも、2008年当時には旭日旗がアジア人に軍国主義の象徴と認識されており、したがって旭日旗の使用が各種の問題を惹起しかねないということを明確に自覚し、また認めていました。
しかし、11年が過ぎた2019年、日本は自分たちがした話を忘却したように違う話をしています。2020東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は去る9月3日、SBSの質問に対し、「旭日旗は日本で広範囲に使われていて、政治的主張をもたないため、禁止品目とは見なさない」と強弁しました。最近、日本オリンピック長官[五輪相 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当]に選任された橋本聖子長官[相]も記者会見で同じ立場を繰り返し、来年の東京オリンピックで旭日旗使用を許容するという意志を曲げませんでした。
オリンピックは世界平和を増進する地球村のまつりであり、日本の人々だけが出場する日本の全国体典[国民体育大会に相当]ではありません。旭日旗がトラブルを起こすと自分たちが話しながら、今になってそれを使うことに何の問題がないと主張するのは『一口二言』、それ以上、それ以下でもありません。もし、2008北京オリンピックの時は開催国である中国人の反発が恐ろしくて『旭日旗禁止』を決めたが、東京オリンピックは自分たちの居間であるから大丈夫だろうと考えているならば、それこそ卑怯で“厚顔無恥”な振る舞いにほかなりません。
日本政府は東京オリンピック成功開催のために総力を挙げています。ところが“トラブル”が生じる場合、それは成功オリンピックではありません。これは日本も望まない事態です。“トラブル”を基本的に遮断する道は『旭日旗』の使用を禁止する以外ありません。(機械翻訳 若干修正)
日本ではなんの問題もない。どころか海自の公式旗だ。
南鮮は勝手にほざいてろ!
specificasia
がしました